2006 Fiscal Year Annual Research Report
科学力の育成をめざす参加型教材ソフトウエアによる教育実践モデルの開発と評価
Project/Area Number |
16300254
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Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
中山 迅 宮崎大学, 教育文化学部, 教授 (90237470)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 敏浩 香川大学, 総合情報基盤センター, 助教授 (90264142)
猿田 祐嗣 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター基礎研究部, 総括研究官 (70178820)
山口 悦司 宮崎大学, 教育文化学部, 助教授 (00324898)
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Keywords | 理科学習 / 描画法 / 科学モデル / 反省的思考 / ソフトウエア / ドロー系ソフト / メタ認知 |
Research Abstract |
2006(平成18)年度は,1.システム開発2.実践モデル開発,3.普及・フィードバックの3部門に取り組んだ。 1.システム開発 2006年の8月に,システム開発者と実践者が集まり,これまでの授業実践から出てきたシステム利用上の問題点を列挙し,今後の開発作業の手順を検討した。図形の回転や高速化などの課題が列挙され,まず図形の回転に関わるシステム改定に取り組んだ。その一部を電子通信学会技術報告に報告したが,まだ回転機能の実装までには至っておらず,継続して開発作業を行っている 2.実践モデル開発 主に次のような内容について実践モデル開発に取り組んだ。 小3 空気や水をとじこめると 小5 流れる水のはたらき 小6 もののあたたまり方 これらのうち「空気や水をとじこめると」と「もののあたたまり方」についての実践を日本科学教育学会研究会に報告した。 3.普及・フィードバック 日本科学教育学会の年会におけるワークショップ開催,鳥取県教育センターでの研修講座での紹介などをとおして普及を図り,実際に利用する教師からの要望をより多く集めるようにした。 最終年度では,これまでの要望にある可能の改訂作業と,授業実践での評価が課題である。
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Research Products
(5 results)