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2006 Fiscal Year Annual Research Report

コミュニケーション志向のネットワーク型学習机の開発

Research Project

Project/Area Number 16300261
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

葛岡 英明  筑波大学, 大学院システム情報工学研究科, 教授 (10241796)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山崎 敬一  埼玉大学, 教養学部, 教授 (80191261)
加藤 浩  メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (80332146)
鈴木 栄幸  茨城大学, 人文学部, 教授 (20323199)
山崎 晶子  公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 助教授 (00325896)
山下 淳  筑波大学, 大学院システム情報工学研究科, 講師 (80345157)
Keywords共同学習 / 遠隔会議 / CSCW / CSCL / アウェアネス / RFID / 遠隔コミュニケーション
Research Abstract

本研究の目的は、家庭用ブロードバンドネットワークを活用して、学習机同士をネットワーク接続することによって、家庭からでも共同学習が可能な環境を構築することである。具体的には、1)自宅にいる友達の状況がわかり、2)共同学習中は自由に紙の資料や物理的な実体を見せたり指さしをしたりしながら学習が進められ、3)あとから共同学習の様子を再生できる機能の開発をおこなった。
まず、1)の機能を実現するために、机にRFIDのアンテナを複数埋め込み、教科書にタグを取り付けた。これによって、机の上のどの位置にどの教科書が配置されているのかを検出することができた。教科書が机の中央付近に置かれている場合はその科目を勉強した可能性が高い。この情報をネットワークを通じて友達に公開すれば、同じ科目を一緒に勉強するきっかけとなることが期待できる。
次に、2)の機能を実現するために、LED光源の小型プロジェクタと高精細CCDカメラを組み合わせた書画カメラシステムを開発した。書画カメラに書類が置かれると、その映像は遠隔地のユーザのタブレットPC上で見ることが出来る。遠隔ユーザがスタイラスペンを使ってタブレットPC上で書き込みをおこなうと、その映像が書画カメラのプロジェクタによって、書類の上に直接投影される。これによって、円滑なコミュニケーションを支援できることを確認した。
最後に3)の機能を実現するために、あらかじめ書類に印刷された2次元IDタグを認識し、遠隔ユーザが書き込んだ映像と書類のIDを結びつけて管理する機能を実現した。これによって、あとで同じ書類を書画カメラに置くだけで、書き込みを書類の対応した位置に投影することができるようになった。

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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