2007 Fiscal Year Annual Research Report
メタボロミクスを基盤としたモデル植物と実用植物との比較ゲノム学
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16310137
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| Research Institution | Chiba University |
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Principal Investigator |
山崎 真巳 Chiba University, 大学院・薬学研究院, 准教授 (70222370)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
斉藤 和季 千葉大学, 薬学研究院, 教授 (00146705)
野路 征昭 徳島文理大学, 薬学部, 准教授 (80271534)
高山 廣光 千葉大学, 大学院・薬学研究院, 教授 (90171561)
北島 満里子 千葉大学, 大学院・薬学研究院, 准教授 (60195261)
有田 正規 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (10356389)
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| Keywords | 実用植物 / メタボローム / トランスクリプトー / 二次代謝 / アントシアニン / アントシアニン / アルカロイド / 物質生産 |
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| Research Abstract |
アントシアニン生合成について,モデル植物シロイヌナズナにおいてPAPIMYB転写因子の過剰発現によりアントシアニン過剰生産するようになった変異体において特異的に発現上昇する遺伝子のうち,アシル転移酵素遺伝子およびグルタチオンS-転移遺伝子の機能を解明した。また,実用植物シソのアントシアニン過剰生産変位品種であるアカジソ特異的遺伝子をプロファイルし,特異的に発現するグルタチオンS-転移酵素遺伝子がシロイヌナズナのttl9変異体の植物体におけるアントシアニン蓄積を相補し,種皮におけるプロシアニジンの蓄積を相補しないことを示し,シロイヌナズナとシソのホモログタンパク質の間に機能の相違のあることが明らかになった。このように物質生産の異なる変異体あるいは品種を用いて物質生産にリンクして発現する遺伝子をプロファイリングし,モデル植物と実用植物の間で比較解析することにより,植物二次代謝制御に関わる遺伝子を詳細に機能解析することができた。
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