2006 Fiscal Year Annual Research Report
工芸における伝統と革新:京都を中心とした職人産業の歴史的変遷と現状分析
Project/Area Number |
16320023
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Research Institution | International Research Center for Japanese Studies |
Principal Investigator |
PATRICIA Fister 国際日本文化研究センター, 海外研究交流室, 助教授 (70310779)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
芳賀 徹 京都造形芸術大学, 芸術学部, 学長 (10012303)
樋田 豊郎 京都工業繊維大学, 美術工芸資料館, 助教授 (40132708)
松原 龍一 京都国立近代美術館, 学芸課, 主任研究官 (40270491)
鈴木 禎宏 お茶の水女子大学, 生活科学部, 助教授 (80334564)
芳井 敬郎 花園大学, 文学部, 教授 (30140106)
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Keywords | 伝統工藝 / 京都 / 文化行政 / 芸術諸学 |
Research Abstract |
平成18年度の調査実績概要は以下のとおりです。 (1)実地調査 実地調査の成果は、短文による成果報告あるいは長文の報告論文の形で集約する。これらは『科学研究費補助金成果報告書』にまとめ、一般に公開する。 (2)昭和50年代以降の行政の現場に関する資料 編集作業にとりかかったが、中心となることが期待されていた、西口光博教授(龍谷大学)が2006年3月に急逝され、計画はおおきな試練に直面した。また関係者の異動なども発生したため、期待されていた資料の集積・閲覧も一部不可能となった。このため、西口教授のご遺族のお許しを得て、可能なかぎり最善を尽くし、西口先生のご遺稿をまとめ、またご発言の録音をテープから起こして編集することとし、その成果を報告書に収めて刊行することとした。 (3)成果出版 『工藝再考 京のうちそと 伝統発掘・現状分析・将来展望』(思文閣出版、2007) Traditional Japanese Arts and Crafts in the 21st Century, Reconsidering the Future from an International Perspective, Proceedings of the 27th International Conference, International Research Center for Japanese Studies, 2007) 『工芸における伝統と革新:京都を中心とした職人産業の歴史的変遷と現状分析』(科学研究費補助金成果報告書)の3種類の出版によって、成果を還元する。 陶芸、とりわけ楽焼に関する一次史料を活用した論文は、英文および和文の報告書で、その成果の一端として公刊する。 (4)八木一夫の「オブジェ焼き」に関するシンポジウムの成果も、『前衛陶芸:八木一夫のオブジェ焼き』(樋田豊郎・稲賀繁美編、美学出版、2007)として別途市販公刊する (5)工藝に関する現時点での文献表作成のため、ひきつづき関連図書・資料の収集に努めた。
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Research Products
(22 results)