2006 Fiscal Year Annual Research Report
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16320095
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| Research Institution | The University of Tokyo |
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Principal Investigator |
吉田 光男 東京大学, 大学院人文社会系研究科, 教授 (70166974)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 和枝 鹿児島国際大学, 国際文化学部, 教授 (80277706)
須川 英徳 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (80272798)
六反田 豊 東京大学, 大学院人文社会系研究科, 助教授 (40220818)
桑野 栄治 久留米大学, 文学部, 助教授 (80243864)
山内 民博 新潟大学, 人文学部, 助教授 (40263991)
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| Keywords | 近世 / 朝鮮 / 韓国 / 社会史 / 士族 / 血縁 |
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| Research Abstract |
朝鮮近世士族の社会的性格に関して、本年度は政治支配構造を中心とした調査・研究活動を行った。研究計画は、以下のような形態で進めた。
1.研究会
2006年6月18日(東京大学)
吉田光男「韓国近世における系譜と養子」
吉田光男「近年発見の日本所在朝鮮近世史料について」
2.嶺南地方における現地調査
2006年8月27日〜9月3日
安東大学・韓国国学振興院の協力を得て、嶺南地方(慶尚北道)安東地域において、安東(金鶴峰宗宅、安東権氏大師廟、河回村、文化柳氏宗家、安東金氏北涯故宅、ネアップ・マウル、義城金氏宗宅)、礼安(李退渓宗家、農巌宗宅)、醴泉(マッチル・マウル、醴泉権民宗宅)、奉化(酉谷里安東権氏宗宅)、栄州(仁同張氏宗宅)、聞慶(鳥嶺関門、仁川蔡氏宗宅、竹山金氏宗宅)を巡見調査し、士族家門、士族集姓村などの資料調査を行うとともに、宗孫など士族末裔からの聞き取り調査を実施した。
3.韓国人研究者との意見交換会
2006年8月30日
安東市の慶尚北道立国学振興院において、現地研究者との間で韓国近世史研究に関して、方法論や資料ならびに近年の新知見等に関して意見交換会を開催した。(参加者23名)
4.文献資料調査
(1)日本 東京大学総合図書館、東洋文庫、京都大学附属図書館、大阪府立中之島図書館
(2)韓国 ソウル大学附属図書館、奎章閣、韓国国立中央図書館、韓国学中央研究院、国史編纂委員会
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