Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 和枝 鹿児島国際大学, 国際文化学部, 教授 (80277706)
須川 英徳 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (80272798)
六反田 豊 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 准教授 (40220818)
桑野 栄治 久留米大学, 文学部, 准教授 (80243864)
山内 民博 新潟大学, 人文学部, 准教授 (40263991)
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Research Abstract |
朝鮮近世士族の社会的性格に関して,本年度は政治,経済,社会,文化という諸側面にわたる4年間の研究総括を行った。本年度は現地巡見と史料調査を進めつつ,最終報告書の執筆を行った。研究計画は以下のような形態で進めた。 1史料調査 2007年4〜7月 東京大学附属図書館阿川文庫,大阪府立中之島図書館 2007年8月 韓国,ソウル大学奎章閣,韓国国史編纂委員会 2京畿道地方現地巡見 2007年8月26日〜9月2日 韓国学中央研究院(城南市),安承俊教授,河南市博物館などの協力を得て,京畿道地方において,龍仁(海州呉氏宗家),河南(河南市博物館),広州(広州李氏宗家,広州安氏宗家,広州郷校),光明(忠賢書院,李元翼故宅),安山(星湖博物館),城南(蔵書閣,深谷書院),披州(栗谷申任師堂遺跡),議政府(溜南朴氏宗家)の巡見を行い,京華士族の特徴について知見を得た。 3韓国人研究者との意見交換会 2007年8月30日 韓国学中央研究院において,韓国近世史研究者との間で研究方法と資料調査に関する意見交換会を行った。 4最終報告書の執筆 4年間の研究成果をまとめた。
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