2004 Fiscal Year Annual Research Report
法学部における理論教育と実務教育18世紀から現代に至るドイツの歴史的経験と比較
Project/Area Number |
16330005
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Osaka International University |
Principal Investigator |
石部 雅亮 大阪国際大学, 法政経学部, 教授 (90046970)
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Keywords | 法科大学院 |
Research Abstract |
1. 2004年夏、ベルリンに滞在し、Universitatsarchiv der Humboldt-Universitat zu Berlin, Geheimes StaatsarchivおよびStaasbibliothekにおいて、「19世紀ドイツの法学教育における理論と実務の分離と対立」にかんする原資料および文献の調査・収集をおこない、原資料について解読を試みた。 2.ベルリン自由大学、ゲッティンゲン大学およびブツエリウス・ロースクールを訪問し、現在ドイツの法曹養成の改革について、資料を収集し、聞き取り調査をした。 3.2004年12月8日、大阪日独協会において、「法学者の留学 日独交流史」と題する講演をおこなった。 4.2004年12月17日、関西学院大学法科大学院の研究会において、「ドイツにおける法曹養成制度の改革」について報告した。 4.創価大学法科大学院の要件事実教育研究所の特別客員研究員の委嘱を受け、2005年3月12日および13日の開所シンポジウムに出席した。 5.3月19日、関西学院大学法科大学院主催の国際シンポジウム「正義は教えられるか 法曹倫理と社会的責任」にパネリストとして参加した。 6.3月26日国際高等研究所およびフンボルト財団の共済になるシンポジウム「日本にとってドイツ法学とは民事法の場合」に発言者として参加した。 7.別紙に記した研究成果が発表され、一部はすでに公刊され、また他は近く公刊予定である。
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Research Products
(5 results)