2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16330008
|
Research Institution | Rikkyo University |
Principal Investigator |
舟田 正之 立教大学, 法学部, 教授 (60062676)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江口 公典 慶應義塾大学, 大学院・法務研究科, 教授 (50135927)
長谷部 恭男 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (80126143)
安西 文雄 立教大学, 法学部, 教授 (90222356)
鈴木 秀美 大阪大学, 大学院・高等司法研究科, 教授 (50247475)
橋本 博之 立教大学, 法学部, 教授 (80172873)
|
Keywords | 放送 / 通信 / インターネット放送 / ブロードバンド放送 / IPTV / 放送の自由 / 通信の秘密 / 放送のデジタル化 |
Research Abstract |
本年度は、以下の研究成果をあげることができた。 第一に,本研究組織メンバー全員の共同執筆になる舟田・長谷部恭男編『放送制度の現代的展開』の改訂版,あるいは全く新規の出版のための共同研究を進め,共同討議を経た原稿を作成する作業を行なった。これは既に原稿の形でまとめられており、来年度には出版する運びとなっている。 第二に,実態調査研究は,日本については各方面の事業者や行政庁の方々からご説明を頂き,また私達もデジタル放送の視聴やインターネット放送(現在では、「ブロードバンド放送」と呼ぶ方が多いようである)の動向を実際に経験することができた。ヒアリングの対象とした事業者には,従来からのNHK,民放事業者や,NTT等の電気通信事業者だけでなく,番組製作事業者(いわゆる番組プロダクション)や番組製作の一部だけを請け負う事業者などがある。ただし、その多くは,本研究組織メンバーの数名が活動している総務省やその他の研究会でのヒアリングであり、それに基づいてメンバー間で議論をし、上記(第一)の原稿に結びついた。 第三に,本研究期間は,海外調査も実施することにしていたが、メンバーのうちの一部が上記のように他のプロジェクト等で海外調査を行った以外は、本研究組織としては行うことができなかった。しかし、諸外国との比較研究が有意義であることはいうまでもなく、文献による研究を各自行った。
|
Research Products
(5 results)