2006 Fiscal Year Annual Research Report
中国企業経営の文化的土壌と技術移転-『中国社史目録』編纂を基礎として-
Project/Area Number |
16330067
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
金丸 裕一 立命館大学, 経済学部, 教授 (80278473)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保 亨 信州大学, 人文学部, 教授 (10143520)
奥村 哲 首都大学東京, 都市教養学部, 教授 (80144187)
萩原 充 釧路公立大学, 経済学部, 教授 (20180804)
富澤 芳亜 島根大学, 教育学部, 助教授 (90284009)
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Keywords | 経済史 / 東洋史 / 中国企業史 / 技術移転史 |
Research Abstract |
本年度の研究実績として、以下の各項目をあげておく。 第一に、研究プロジェクトメンバーによる日常の研究会活動を4回開催し、この場においてメンバーに加えて、日本国内において中国近代経営史・経済史の新領域開拓に積極的に取り組む、若手研究者による研究報告を依頼、研究会のそのものを広く一般に公開して進めた。これと関連して第二に、2006年8月、立命館大学を会場に、中国・台湾・香港・米国からの学者を招聘、同じく公開研究会として、二日間にわたり、中国企業史研究の資料と動向をめぐる国際シンポジウムを開催した。この成果については、既に『社会システム研究』13号(立命館大学社会システム研究所、2007年3月)に発表した他、中国企業史研究会編『中国企業史研究の成果と課題』(汲古書院、2007年4月、本文138頁)として整理し、特に海外の研究者を対象に頒布・販売される。 このような比較的目立つ活動の根底には、研究代表者、及び分担者が、日本国内外において進めている史料蒐集活動、及び最終年度(2008年度)中の完成を目指す『中国社史目録』(仮題)編集に向けての、地道な研究作業が存在している点を、第三にあげておく。 研究代表者、及び分担者は、こうしたプロジェクト活動の成果を、可及的速やかに世に問うべく、別紙に記載した通り、本年度も旺盛な執筆活動を進めており、来年度において本プロジェクトが、成功裏に完成するために鋭意努力を継続中である。
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Research Products
(13 results)