2006 Fiscal Year Annual Research Report
転換期の高等教育における学生の教育評価の開発に関する国際比較研究
Project/Area Number |
16330168
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
山田 礼子 同志社大学, 社会学部, 教授 (90288986)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
相原 総一郎 大阪薫英女子短期大学, 児童教育学科, 助教授 (30212351)
溝上 慎一 京都大学, 高等教育研究開発推進センター, 助教授 (00283656)
沖 清豪 早稲田大学, 文学部, 助教授 (70267433)
森 利枝 独立行政法人大学評価・学位授与機構, 学位審査研究部, 助教授 (00271578)
杉谷 祐美子 青山学院大学, 文学部, 専任講師 (70308154)
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Keywords | 学生評価 / アセスメント / 機関研究(IR) / 国際比較評価 / 教育評価 |
Research Abstract |
平成18年度は本研究の最終年度に相当することから、転換期の大学における学生の教育評価を、学習成果の達成にのみ焦点化するのではなく、現在の学生の家庭環境、経てきた学習背景、若者文化等が及ぼす影響を解明し、その上で大学での学習における学習意欲、動機づけ、学習態度や習慣などの情緒的な要因を向上させることにつながる教育評価の開発に向けての最終調整としての研究会を5回実施した。研究会の内容は以下の通りである。第一回研究会(2005年3月に実施したアメリカ訪問調査報告、PUDUI、インディアナ大学ブルーミントン校、ミズーリー大学コロンビア校)第二回研究会(2005年度実施JCSS調査結果報告、オーストラリア訪問調査報告、メルボルン大学、モナシュ大学)第三回研究会(研究報告帯内容についての最終発表)、第四回研究会(メルボルン大学、Kerri-Lee博士による研究セミナー)、第五回研究会(UCLA, HERI(高等教育研究所)副所長、John Pryor氏による研究セミナー)。 9月にはオーストラリアに調査に行き、メルボルン大学およびモナシュ大学に訪問調査を実施し、教育改革の状況、IRの進展状況およびFDについての情報を得た。平成19年2月には最終年度の仕上げとしてカリフォルニア大学ロサンゼルス校、高等教育研究所副所長のジョン・プライヤー氏、初年次教育政策研究センター所長、ランディ・スィング氏、国際基督教大学前学長の絹川正吉氏を招聘し、研究代表者との4人で国際シンポジウムを開催した。 5月にはアメリカ機関研究学会(AIR)(シカゴ)で関連した調査内容について研究代表者および研究分担者が発表した。同年5月、9月には「2005年度JCSS試行調査結果」の成果について、研究分担者が「日本高等教育学会」で発表および「日本教育社会学会」において研究代表者と研究分担者が発表をおこなった。
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Research Products
(7 results)