2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16330179
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
|
Research Institution | Wakayama University |
Principal Investigator |
永守 基樹 和歌山大学, 教育学部, 教授 (40164470)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塩見 知利 平安女学院大学, 短期大学部, 教授 (20154180)
福本 謹一 兵庫教育大学, 連合大学院・教育学研究科, 教授 (80165315)
澤田 克之 大阪成蹊大学, 芸術学部, 教授 (80162543)
森 公一 同志社女子大学, 学芸学部, 教授 (60210118)
松本 泰章 京都嵯峨芸術大学, 芸術学部, 助教授 (00331702)
|
Keywords | メディアアート / 芸術教育 / 美術教育 / インタフェイス / 映像 / 学習環境デザイン / インタラクティヴィティ |
Research Abstract |
研究主題である「映像創造学習を支援する対話型メディア環境の開発」について、平成16年度においては以下の研究活動を行い、所期の成果をあげることを得た。 1.メディアアートに関する基礎理論の資料収集と探究 入手可能な内外の資料を渉猟することと、諸作品を調査することにより、現在のアート状況におけるメディアアートの位置付けと、その教育的意義について研究を進めた。 2.テーブル型インタフェイスの対話性向上のための環境開発 「センサ・テーブル」(映像との双方向的関係を形成するテーブル型センサ)での二者同時操作が可能な環境の開発を試みるとともに、テーブル下からの映写方式による改良型インタフェイスによる実験を行った。また、関連してMacintosh向けのキーアサインが可能なUSBインタフェイスを開発した。 3.インタラクティヴ・シネマの調査及び制作 インタラクティヴ・シネマの世界的第一人者であるメディアアーティストのジェフリー・ショー氏の展覧会を企画し、また同氏が監督として就任しているiCinemaCenterを訪問し、同センターの設立主旨や研究目的、設備等を調査した。また同氏が関わったメルボルン博物館のメディアアート展示を見学する。これらの調査を行った。 4.メディアアートにおける対話性の探求 海外共同研究者であるジャン=ルイ・ボワシエ氏(パリ第8大)とともに『Jouable』展(パリ)を企画・運営し、インタラクティヴアートの方法を専門教育国際交流の中で探求した。
|
Research Products
(6 results)