2005 Fiscal Year Annual Research Report
学習者の学びに基づく21世紀型の教科教育課程の開発的研究
Project/Area Number |
16330182
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
中原 忠男 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (90034818)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
角屋 重樹 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (80136027)
池野 範男 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (10151309)
吉田 裕久 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (80108373)
礒崎 哲夫 広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (90243534)
小山 正孝 広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (30186837)
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Keywords | 教科教育課程 / カリキュラム構成 / 教科教育課程の構成原理 / 英のナショナルカリキュラム / 米のスタンダード / 学習指導要領 |
Research Abstract |
今年度は研究の2年目であり、主として次の2つのことに取り組んだ。 1.イギリス、アメリカにおける算数・数学科、理科、社会科の代表的な教科教育課程の構成原理や構造を明らかにする。 2.上記を踏まえて、21世紀型の教科教育課程の構成原理や構造を構築し、それに基づいて3教科の教育課程の素案を作成する。 これらの研究成果の一部として、日本教科教育学会において次の3つの発表を行った。 (1)21世紀型の教科教育課程の開発的研究(1)-イギリスのNC数学の構成原理・構造について- (2)21世紀型の教科教育課程の開発的研究(2)-イギリスのNC社会科の構成原理・構造について- (3)21世紀型の教科教育課程の開発的研究(3)-わが国の英語科教育課程の構成原理・構造について- こうした研究の結果、普遍性のある21世紀型の教科教育課程の構成原理として次のものが妥当であるとした。 A.目的・目標については、人間主義を中心として、実用主義、文化主義とのバランスをとること B.内容選択配列については、心理性・経験性を基本として、系統性・論理性、構造性を十分に踏まえた、スパイラル的なカリキュラムとすること C.方法については、認知主義と構成主義とを調整した原理を基本とすること これらの原理に教科固有の原理を加えて、現時点におけるそれぞれの教科教育課程の構成原理をまとめた。そして、それに基づき、3教科のわが国における学習指導要領の素案を作成した。
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Research Products
(3 results)