2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16340022
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
鈴木 信行 静岡大学, 理学部, 教授 (60216421)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小野 寛晰 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (90055319)
金子 守 筑波大学, 社会工学系, 教授 (40114061)
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Keywords | 非古典論理 / 多様相論理 / 認識論理 / クリクキ意味論 / 代数的意味論 / ゲーム理論 / 限定合理性 |
Research Abstract |
国内・海外の研究者と濃厚なディスカッションをすることを中心に研究を進めた。関連分野の最新の研究動向を集積し、本研究課題の発展のための準備固めができた。2つの国際会議Advances in Modal Logic 2004(2004年9月イギリスのマンチェスター)、The First Pan-Pacific Conference on Foundations and Applications of Game Theory(2004年11月筑波大)に出席し、他の出席者ともディスカッションができた。前者は論理学の、後者はゲーム理論の国際会議で、双方の分野の最新研究動向調査ができ、大変有益であった。国内での研究集会(MLG数理論理学研究集会)にも出席し、現時点での成果を発表した。 <個別の成果> 鈴木信行(研究代表者):国内・外の数理論理学研究者・ゲーム理論研究者とディスカッションを行った。特に共同研究者の金子守との共同研究が進み、国際会議(The First Pan-Pacific Conference on Foundations and Applications of Game Theory)と国内の研究集会(MLG数理論理学研究集会)で部分的な成果を発表した。 小野寛晰(研究分担者):様相論理・認識論理の代数的意味論を検討した。国際会議Residuated Structures and Many-valued Logics(2004年ギリシャのパトラス)に出席し、研究成果を発表した。また、Universal algebra的手法の研究をすすめ、F.Belardinelli, P.Jipsenとの共著論文を発表した。 金子守(研究分担者):ゲーム理論的意思決定過程における実例を検討した。認識論理による分析の可能性について研究を進め、上記の鈴木との共同研究のほか、著書を1冊発表した。
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Research Products
(3 results)