2004 Fiscal Year Annual Research Report
Webベースの造船知識CADプラットフォームの開発とその教育システムへの応用
Project/Area Number |
16360433
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
大和 裕幸 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (50220421)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
増田 宏 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (40302757)
白山 晋 東京大学, 人工物工学研究センター, 助教授 (10322067)
安藤 英幸 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (60323440)
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Keywords | 設計知 / セマンテックウェブ / ワークフロー / 主要目設計 |
Research Abstract |
本年は、造船知識とCADの関係についての基本的な概念とインプリメンテーションの準備を行った。設計知識と呼ばれるものには、便覧やルール集にまとまった形で入り、またこれまでの船舶の図面や設計書等の図書として残されている。これらには、設計そのものに限らず海上公試などの報告書、構造計算書、さらには写真類などもある。これらいわばマルチメディアデータベースを構築するにはWebを利用するものがもっとも簡便で、そのメンテナンスも容易である。また検索アルゴリズムを使えば知識の検索は容易である。たとえば1船ごとにこれらのデータを登録しておくと、これらのデータを集計するにはセマンティックウェブの手法を用いることができる。 また、個別の設計知識の運用手順はワークフローで表現することができる。ワークフローは作業内容をその前後関係を表す矢印で結びつけたもので、その作業内容にはそれぞれの知識やデータが必要である。従ってワークフローを簡単に定義でき、さらにそれに様々な知識をリンクする機構が必須である。市販のワークフローソフトを用いて、これを実装することにした。 本年は、比較的CADのデータそのものとの連携の薄い、造船設計の主要目設計を中心に考察をおこなっている。すなわち、船舶の長さ、幅、深さや主要な構造を設定するがこれらは過去の船舶設計データから求められ、それら主要寸法はCADソフトにデータとして送られ、CAD上での設計の出発点を与えることになる。 以上のような仕様と実装の基本方針を定め、必要な市販ソフトウエアを購入し、実装に着手した段階である。
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Research Products
(1 results)