2005 Fiscal Year Annual Research Report
ブナ林内の景観と環境情報の定時伝送畜積によるインターネット環境学習データの作成
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16380023
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| Research Institution | The University of Tokyo |
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Principal Investigator |
斎藤 馨 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (70215531)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩岡 正博 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 助教授 (40213269)
藤原 章雄 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 助手 (60292794)
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| Keywords | サイバーフォレスト / 景観 / 環境情報 / 伝送 / ブナ林 / 環境学習 / 環境音 |
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| Research Abstract |
(1)無電源地のブナ林・再生林内で毎日定時に記録している映像・環境音・気象データをリアルタイムで送信するシステムの構築を進めた。システムはノートPCにPC-UNIXを搭載し、映像信号はDV-CAMビデオデッキよりIEEE1394でノートPCに取り込む方式を採用した。
(2)森林映像インターネット配信サーバ機の設置とRAIDディスク(2.8テラバイト)システムを構築した。
(3)映像・環境音データについて2001年から2004年の4年間についてデジタルデータ化を行った。
(4)(3)のうち2004年のデータについて、遠景(人工林と2次林、天然林による森林景観)、中景(人工林と2次林からなる森林景観)と近景(ブナの樹冠部のシュートを対象にした景観)の3ショットの組み合わせを取り出して、環境学習用教材用の森林カードとDVDを作詞した。森林カードは、樹木のフェノロジーの変化毎にまとめるために24節季72候に従って1年間を72候別にカードを1000セット作成した。また森林カードに用いた3ショット1年分の映像・音声を視聴することのできるDVDデジタルコンテンツを作成した。DVDは200枚製作した。
(5)上記の(3)、(4)で作成したデジタルデータと森林カードDVDコンテンツのサーバ搭載は、サーバシステムの調整が修了しなかったので、次年度とした。
(6)リアルタイム通信システムのフィールド設置は、フィールドの電源整備が検討途中となっているので、次年度とした。
(7)次年度のデータとして、2005年度の映像・環境音・気象データの収集を継続して行った。
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