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2007 Fiscal Year Annual Research Report

サツマイモとサトウキビに内生する窒素固定細菌による固定窒素の量的評価

Research Project

Project/Area Number 16380053
Research InstitutionUniversity of Miyazaki

Principal Investigator

赤尾 勝一郎  University of Miyazaki, 農学部, 教授 (40347050)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐伯 雄一  宮崎大学, 農学部, 准教授 (50295200)
Keywordsサトウキビ / エンドファイト / 窒素固定 / 非マメ科植物 / ブロッコリー
Research Abstract

1)Herbaspirillumのサトウキビへの感染頻度とサトウキビ組織内での増殖の程度は、接種時の菌密度とサトウキビの品種のどちらにも影響され、接種時の菌密度の高い10^8 ml^<-1>処理区での感染頻度が10^2 ml^<-1>よりも明らかに多かった。また、供した二品種、NiF8とNi15の間では生育の旺盛な品種Ni15において、接種菌の感染と、組織内における増殖の旺盛なことが認められた。さらに、接種試験に供するサトウキビが既に幾種類もの内生菌を生息させている場合でも接種したHerbaspirillumは感染し組織内で増殖する様子が確認された。
2)、サトウキビから単離した窒素固定エンドファイトEnterobacter sp.と野生イネから単離されたHerbaspirillum sp.B501を供し、ブロッコリー幼植物への接種試験を試みた。接種菌密度は、Enterobacter sp.、 Herbaspirillum sp.B501のいずれも5×10^7 cells/mlに調整した。植物の栽培には改変レオナルドジャーを供し、MS培地のみを対照区、MS培地に窒素固定エンドファイト添加を接種区とした。接種一ケ月後に生体重を測定したところ、接種区の生体重は顕著に高く、無接種区にくらべEnterobacter sp.接種区では2.3倍、Herbaspirillum sp.B501接種区では2.7倍であった。

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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