2004 Fiscal Year Annual Research Report
植物および微生物のアルドキシム-ニトリル経路の比較生化学とニトリル類縁体の合成
Project/Area Number |
16380064
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Toyama Prefectural University |
Principal Investigator |
浅野 泰久 富山県立大学, 工学部, 教授 (00222589)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 康夫 富山県立大学, 工学部, 助教授 (20254237)
米田 英伸 富山県立大学, 工学部, 助手 (50285160)
大宮 徹 (財)花と緑の銀行, 中央植物園部, 主任研究員 (80393106)
桃井 千巳 富山県農業技術センター, 研究員
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Keywords | ヒドロオキシニトリラーゼ / Manihot esculanta / Baliospermum montanum / Passiflora edulis |
Research Abstract |
(1)多様な植物のスクリーニング、およびヒドロオキシニトリラーゼ活性の新しい検出法の確立:すでに活性を有するアーモンドをミルを用いて粉砕し酵素の抽出条件を見出し、植物のスクリーニングの展開を可能にした。高速液体クロマトグラフィーを用いる新しい活性測定法を確立した。 (2)多種類の植物からスクリーニング:富山県中央植物園と協力して、200種以上の植物からオキシニトリラーゼの探索を行い、(S)選択的活性がBaliospermum montanum、(R)活性がPassifloraedulis, Eriobotrya japonica, Chaenomles sinensis, Sorbus aucuparia, Prunus mume,およびPrunaus persicaに存在することを発見した。 (3)キャッサバの(S)-ヒドロオキシニトリラーゼ遺伝子の合成:キャッサバ(Manihot esculanta)由来の(S)-ヒドロオキシニトリラーゼ遺伝子を合成し、ベクターに組み込み大腸菌に導入した。すなわち、キャッサバ由来(S)-ヒドロオキシニトリラーゼ遺伝子を、72merのプライマーをそれぞれ20mer重なるように20種合成し、アセンブリーPCR反応により伸長させ、全長1022bpを合成した。次に高活性を示した発現プラスミドを用いて、シャペロンチームと目的タンパク質を共発現させ、タンパクの可溶性画分への回収効率を向上させた。また真核生物の遺伝子の発現には、メタノール資化性酵母(Pichia pastoris GS115)を用いて、ヒドロオキシニトリラーゼ遺伝子を発現させた。
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Research Products
(7 results)