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2004 Fiscal Year Annual Research Report

慨日リズム調律がん遺伝子治療の開発‐時計遺伝子per2駆動時間薬物癌化学療法

Research Project

Project/Area Number 16390370
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

片寄 友  東北大学, 病院, 助手 (20302151)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 海野 倫明  東北大学, 病院・講師 (70282043)
力山 敏樹  東北大学, 情報科学研究科, 助手 (80343060)
及川 昌也  東北大学, 病院・助手 (30372296)
Keywordsper2 / サーカディアンリズム / 時計遺伝子 / ルシフェラーゼアッセイ
Research Abstract

抗腫瘍薬に対する癌細胞の感受性は、癌細胞の増殖状態、細胞周期、サーカディアンリズムにより規定されており、既にヨーロッパではオキサロプラチン、ロイコボリン、5-FUを用いた時間薬物治療(夜間に5-FUを投与,LeviらLancet,1997)にて治療効果を向上させた臨床治験行われており、細胞周期と抗癌剤投与の時期を合わせることで高い抗腫瘍効果および副作用の軽減が期待されている。われわれは既に平成13年度萌芽、平成14-15年度基盤Cにて時計遺伝子を用いた遺伝子治療の研究を進めてきた。
平成16年度の研究成果は以下の通りである
まず、各種がん細胞株のサーカディアンリズムを検討した。乳癌細胞株(MDA-MB-231)および胆管癌細胞株(TFK-1)において、血清刺激に於いて刺激後約4時間後にper2の最初のピークを認め、その後約12時間ごとのmRNAレベルでのper2の発現をreal time PCRを用いて半定量的に確認した。これにより、in vitroにてのサーカディアンリズムの存在を確認した。
さらに、ORFの1500bp上流のper2プロモーターを組み込んだルシフェラーゼアッセイ用のプラスミドを作製し、シークエンサーにて塩基配列を確認後、血清刺激によるper2の発現とルシフェラーゼの発光の同期をルシフェラーゼアッセイにて確認した。
その他、マウスper2cDNAを組み込んだアデノウイルスベクターを用いて、フローサイトメトリーにて細胞周期、subG1領域を検討。さらにMTTアッセイにてMDA-MB-231およびTFK-1にて細胞障害を確認した。

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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