2005 Fiscal Year Annual Research Report
ホメオボックス変異による発癌機講解に基く選択的分子標的治療の開発
Project/Area Number |
16390373
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
江里口 正純 東京大学, 先端科学技術研究センター, 科学技術振興特任教員(特任教授) (10114406)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柳衛 宏宣 東京大学, 先端科学技術研究センター, 科学技術振興特任教員(特任助教授) (30212278)
久 智行 東京大学, 先端科学技術研究センター, 科学技術振興特任教員(特任講師) (80281278)
加藤 洋 東京大学, 癌学会・癌研究所・病理部, 部長(研究職) (20010473)
大塚 邦明 東京女子医科大学, 付属第二病院, 教授 (60038908)
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Keywords | ホメオボックス遺伝子 / インテグレーション / IPCR / HPV / 発癌 / ゲノム |
Research Abstract |
ホメオボックス変異による発癌機序を解析するにあたり、疾患モデルとしてHuman Papilloma Virus (HPV)の感染により発癌すると考えられている子宮頸癌のモデルを候補として選択した。種々の子宮頸癌細胞株を用いてHPVのDNAマイクロアレイ上でのHPV Genotypingのタイプ別判定を行った。 HPV Type16やType18は発癌型と言われているが、今回HPV-6,11,16,18,31,33,34,35,39,40,42,43,44,45,51,52,54,56,58,59,62,66,67,68,69,70,72の計27種類のHPV遺伝子を調べた。結果としてHela:HPV Type18、Hela S3:HPV Type18、ME 180:HPV Negative、Caski:HPV Type16、SKG IIIa:HPV Type16、SKG IIIb:HPV Type16、Boku:HPV Type16、 KF:HPV Negativeであった。すなわちHPVの発癌型であるHPV Type16とType18が顕著に高かった。 次にHPV Type16におけるprimerの設定としてprimer名MY11(6582-6601 in HPV-16)とGP6+(6765-6746 in HPV-16)のInverse配列を用いて設定し(MY11:CC GTT ATG TCC CTG TGC、GP6+:TG ATT TAC AGT TTA TTT TTC)、HPV16陽性の癌細胞からDNAを抽出しPCRを行いprimer checkを行った。HPV Type16陽性のgenomeDNAを用いてInverse PCRを行い、未知領域を増幅させたシークエンスを行いHPV Type16の配列があるか、解析中である。
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