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2004 Fiscal Year Annual Research Report

切削音や振動が骨伝導により脳内精神活動に与える影響に関する研究

Research Project

Project/Area Number 16390542
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

庄司 茂  東北大学, 病院, 講師 (10142986)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 八巻 恵子  東北大学, 大学院・歯学研究科, 助手 (90182419)
石幡 浩志  東北大学, 病院・助手 (40261523)
根本 英二  東北大学, 大学院・歯学研究科, 助手 (40292221)
Keywords切削音 / 振動 / 骨伝導 / 脳内精神活動
Research Abstract

歯科を受診する大多数の患者は歯科治療を好んでいないのが現状である。その原因として歯の切削によって生じる末梢神経性の痛みが主たる要因ではあるが、切削に用いるタービンやエンジンによって生じる「音」や「振動」も大きな要因と考えられる。そこで、本研究では切削音や振動が患者の精神活動に与える影響を明らかにすることを目的とし、特に、音では二つの伝導経路(気導音、骨導音)の影響とストレスという面から研究を進めた。現在、頭蓋骨を通して聴覚器官に働きかける骨伝導音は、鼓膜を通した気導音が聞き取りにくい高齢者向けの電話機や補聴器に応用されてはいる。しかし、市販の骨伝導マイクは、単に音声信号を通信機に伝導するのみで、今回の測定で目的とした周波数解析には不適であった。
そこで、市販の咽頭マイクロフォンTVM-1((株)三協特殊無線)を改造して測定に用いることとした。ただ、市販のアンプでは改造マイクロフォンとの周波数の同調が困難であったため、アンプの改造を行った。また最近、奈良先端技術大学院大学鹿野研究室より筋肉伝導マイクの有用性が報告された。そこで、聴診器での音採取に用いられているサスペンデッド・ダイアラームモード方式のマイクロフォンを改造して、筋肉伝導マイクロフォンとアンプを作成した。この結果、骨伝導音や筋肉伝導音を採取・増幅し記録できるシステムの構築を行った結果、今回購入した携帯型多用途生体アンプとの併用による脳波と伝導音の解析が可能になった。

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Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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