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2006 Fiscal Year Annual Research Report

計画妊娠による口唇口蓋裂発生予防効果に関する研究

Research Project

Project/Area Number 16390600
Research InstitutionAichi Gakuin University

Principal Investigator

河合 幹  愛知学院大学, 歯学部, 名誉教授 (50064788)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 平原 史樹  横浜市立大学, 医学部, 教授 (30201734)
酒井 映子  名古屋女子大学, 家政学部, 教授 (80148254)
高戸 毅  東京大学, 医学部, 教授 (90171454)
上妻 志郎  東京大学, 医学部, 助教授 (10272569)
戸塚 靖則  北海道大学, 歯学学部, 教授 (00109456)
Keywords口唇裂 / 口蓋裂 / 先天異常 / 予防 / 疫学調査 / 緑黄色野菜 / 計画妊娠 / 栄養指導
Research Abstract

1)平成18年5月10日に、名古屋にて班会議を実施した。
2)日本のみでは必要な調査数が得られないため、ベトナム社会主義共和国などの海外でも同様のプロジェクトを実施することとし、愛知学院大学歯学部ヒト細胞組織遺伝子疫学情報倫理委員会において承認を得た。本年度はベトナムで実施するための準備として、調査用紙や指導書をベトナム語に翻訳した。また平成18年12月に、ベトナムでの対象地域として南部メコンデルタ地域のベンチェ省にて打ち合わせ、指導を行った。
3)日本においては、初年度に研究分担者との間で確認した本研究の実施方法に従い、引き続き研究を実施した。口腔外科において、口唇口蓋裂家系者、即ち、新たに子供を望む口唇・口蓋裂を出産した母親へ説明を行い、参加の同意を得られた者を対象とした。参加登録を完了した者について、これまでの妊娠経過や家系などに関する調査を行った。
4)妊娠前より、担当する産科において計画妊娠についてのカウンセリングを行った上で、問診、血中ビタミン濃度を含む各種検査を実施し、貧血治療などの必要があれば指導を行い母体環境の改善を計った。
5)これと平行して、参加者は、妊娠中の注意事項や各種栄養素摂取方法を解説した図書「まだ見ぬわが子のために」を参考に、食習慣ならび嗜好品なども含めた生活改善を計るとともに、所定の小冊子を利用して毎日の食事を記録し、それを基に食物栄養学の専門家が個別指導を行った。
6)葉酸代謝関連酵素MTHFRの遺伝子のC677T多型についての解析を希望する参加者に対し、対応可能な医療機関を紹介した。
7)妊娠が確認されれば、妊娠経過を所定の用紙にとるとともに、定期的な検診を実施した。出産に至った場合、新生児に関し所定の記録を行った。

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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