2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16390608
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
|
Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
舛元 康浩 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (90295262)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石谷 徳人 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (90343368)
山崎 要一 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (30200645)
|
Keywords | 脳機能 / 顎機能 / 小児期 / 歯列咬合異常 / 脳波 / ナソヘキサグラフ / ダイポール推定 / 3次元6自由度顎運動測定 |
Research Abstract |
今年度、本研究課題について行なった研究項目および結果を示す。 1)被験児の選定と咀嚼運動パターンの解析 乳歯列期と混合歯列初期で,側方交叉咬合のために早期咬合治療が必要と認められる小児20名を被験者とするので、通常の形態分析に加え下顎運動パターンを測定し、適切な被験者となりうる小児を選定中である。また、コントロールも含めた対象者の咀嚼運動パターンの解析も同時に行っているところである。 2)咀嚼運動刺激前後の脳神経活動解析と脳活動の視覚化 まずは、正常咬合者を対象に,咀嚼運動刺激前後の脳波誘発電位測定を行い,脳神経活動量の機能マップを作成を行っている。MRI測定から得られたT1・T2強調画像と,脳波誘発電位測定による脳神経活動のデータを合成し,咀嚼運動刺激に対する脳血流量と脳神経活動量の変化を視覚的に判断できるよう、脳表面活性化領域と内部活性化領域の3次元マッピングを作成し,ダイポール推定を行っている。 3)反対咬合を有する混合歯列前期小児の習慣性開閉口運動 咬合異常モデルの作製において必要となる混合歯列反対咬合児の開閉口運動の特徴を論文報告した。 4)咬合異常児の治療にともなう下顎運動の機能的推移について、乳歯列期鋏状咬合の2治験例の論文報告を行なった。
|
Research Products
(6 results)