2005 Fiscal Year Annual Research Report
難病患者と共に生きる家族の在宅生活を支える看護ケアガイドラインの開発
Project/Area Number |
16390644
|
Research Institution | Kochi Women's University |
Principal Investigator |
野嶋 佐由美 高知女子大学, 看護学部, 教授 (00172792)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中野 綾美 高知女子大学, 看護学部, 教授 (90172361)
長戸 和子 高知女子大学, 看護学部, 助教授 (30210107)
池添 志乃 高知女子大学, 看護学部, 講師 (20347652)
川上 理子 高知女子大学, 看護学部, 講師 (60305810)
瓜生 浩子 高知女子大学, 看護学部, 助手 (00364133)
|
Keywords | 難病患者 / 家族 / ケアガイドライン / 看護介入 |
Research Abstract |
難病患者を抱える家族に関する看護技術や看護の関わりに関して、昨年来先行調査を参考にして抽出を行ってきた。そして、これらの抽出された看護技術や看護の関わりに焦点を当てて適切であるかどうかを検討するために、難病患者さん及びその家族に関わっている看護師に集まっていただき、教育講演と聞き取りを行っている。 この結果をケアガイダンスに落とし込んでいるところである。もう一方で、難病患者さんに適合する看護診断を特定し、これらの看護診断に対する看護介入を検討する作業も開始している。【意思決定支援】【家族関与促進】【患者権利擁護】【セルフケア】【社会参加】などを考慮していくことが重要であろう。 今後、ケアガイドライン、看護診断-看護介入を作成し、看護師にインタビューを行いながら、洗練化を重ねていく予定である。ケアがどのような意図で行われ、またそのケアの効果としてどのような反応(効果)があったのかを聞き、そのケアの構造を明らかにしていく。
|