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2005 Fiscal Year Annual Research Report

ヴィクトリア&アルバート博物館所蔵浮世絵全作品カタロギング

Research Project

Project/Area Number 16401006
Research InstitutionRitsumeikan University

Principal Investigator

赤間 亮  立命館大学, 文学部, 教授 (70212412)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 齊藤 千恵  立命館大学, 文学部, 講師 (00368010)
金子 貴昭  立命館大学, COE推進機構, 研究員 (20411150)
Keywords浮世絵 / 海外流出美術品 / デジタルアーカイブ / 摺物 / 絵師 / インターネット公開
Research Abstract

本年度は、第三次調査・撮影作業をヴィクトリア&アルバート博物館にて実施し、3万2千作品のすべてについてデジタル化を完了した。都合三次の撮影だけで、これほどの数を効率よく完了できた事例は存在しないと考えられる。デジタル画像データは、第四次調査次にヴィクトリア&アルバート博物館に納品され、大きな評価を得たことを記述しておく。
これらのデジタル画像を使い、カタロギング作業が鋭意進められたが、入力協力者は、日本のみならず、海外からも参加してもらえるWEBシステムを開発し、スタンドアローンシステムによるカタログ作成作業ではなしえない、効率的なデータ入力作業が進行した。現在、約15000作品についてカタログデータを入力し終え、そめローマナイズ化のための一括変換処理システムの開発を行った。
ヴィクトリア&アルバート博物館との兄弟コレクションにあたるエジンバラ国立博物館の資料については、3月中の訪問は、先方の都合が付かず断念したが、8月に本研究の協力者であるエリス・ティニオス氏によって予備調査・調整をしてもらい、作品数約4000点であることが判明している。また、訪問をしての打合せはできていないが、メールによる、情報交換と申請を実施しており、来年度9月での訪問、調査・撮影の受入れについて、契約書を提出した。
また、本年度は、デジタル化とカタロギング作業の推進に伴い、海外では、ボストン美術館での関連資料の調査、ドイツ・ヘンドリック・リュールコレクションの調査、オランダ・ハーヴィグ夫妻コレクションの調査、国内では、中村恵美コレクション、ピーター・ウィラキーコレクションなどの調査を実施することができ、解読不明、あるいは、シリーズ物の欠落部分の補足による正確なカタログ化を推進できた。

  • Research Products

    (2 results)

All 2005

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 古典芸能研究におけるデジタルアーカイブの効用2005

    • Author(s)
      赤間 亮
    • Journal Title

      2005年度公開シンポジウム「人文科学とデータベース」予稿集

      Pages: 6

  • [Journal Article] 「勧進帳」-能がかりと舞台-2005

    • Author(s)
      赤間 亮
    • Journal Title

      能舞台でみる歌舞伎第一巻公演プログラム 1

      Pages: 3

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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