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2004 Fiscal Year Annual Research Report

テルグ語に関する現地調査とそれに基づく教育用文法書・語彙集の作成

Research Project

Project/Area Number 16401009
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Research InstitutionIbaraki University

Principal Investigator

山田 桂子  茨城大学, 人文学部, 助教授 (30344831)

Keywords国際情報交換 / インド / テルグ / アーンドラ / ドラヴィダ / 言語学 / 文法
Research Abstract

1 完成を予定している初級文法書の全20章のうち、17章までについての第1稿を完成させた。この17章は、複文に入る以前の単文の基礎文法をすべて網羅することになっており、各章は第1課会話、第2課文法説明、第3課文法表の、3課構成になっている。各章の内容は、第1章:あいさつ、第2〜4章:名詞・代名詞(単複・性)、第5〜6章:名詞の格変化、第7〜11章:動詞と時制、第12〜17章:不定詞・分詞・他、である。各章の第1課にあたる会話文については、本年度の現地調査によって複数のネイティヴ・スピーカーに聞き取りを行い完成させたが、今後さらなる改良を予定している。各章第2〜3課の文法説明と表についてはほぼ完成したと言って良い。
2 文法書作成にあたって今回得られた大きな成果としては、テルグ語文法でもっとも難解な動詞の分類について、現在一般に認められている動詞分類を、更に正確に分類し直すことが可能であることがわかったことである。具体的には、従来の規則動詞5種類12パターンと不規則動詞10個という分類が見られたが、これではすべての動詞を網羅することができなかった。報告者が今回新たに検討しているのは、規則動詞5種類14パターンと不規則動詞18個とに分類することによって、方言以外のほぼすべての動詞の活用を網羅するというものである。この分類法は来年度以降の現地調査によって厳密に裏付けられる必要がある。
3 語彙集の作成について、電子辞書としてウェブ上で公開できるようにするためのプログラムとデータベースの作り方について、いくつかの実験を行った。まだ試行錯誤の段階であり、来年度以降の完成予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2004

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] アーンドラ人とは誰か?-近代テルグ人像の起源と形成-2004

    • Author(s)
      山田桂子
    • Journal Title

      茨城大学人文学部紀要『人文学科論集』 42

      Pages: 1-22

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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