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2005 Fiscal Year Annual Research Report

日本統治下のアジアとジャーナリズム

Research Project

Project/Area Number 16401010
Research InstitutionRyukoku University

Principal Investigator

竹山 相哲 (李 相哲)  龍谷大学, 社会学部, 教授 (90309120)

Keywords朝鮮 / 旧満州 / 台湾 / 漢字紙 / ハングル新聞 / 日本語新聞 / 盛京時報 / 台湾日日新報
Research Abstract

実績概要
1)2005年度は植民地統治下の朝鮮と台湾における日本人の新聞活動に関する調査を集中的に行った。台湾では、台北市の中央研究院において植民地時代の台湾研究を進めている「日拠時代研究」者と研究交流会をもち、研究院内の資料を調査した。また、中国では遼寧省共産党委員会档案局にて調査し、満鉄傘下の新聞についての基礎資料(発行部数、経営状況に関するデータなど)を入手した。
2)2005年度の研究で一番力を入れたのは朝鮮半島である。韓国では、南の釜山から北へ(ソウル)北上しながら日本統治時代の新聞、植民地研究をおこなっている主要研究者に会いインタビューを行い(資料を分けてもらい、研究方向、進捗状況などについて聞いた)韓国におけるこの分野の研究動向を把握することにつとめ、あわせて多くの貴重な資料を手にいれた。
3)2005年度研究の成果としては「植民地統治下抵抗ジャーナリズムの研究」のような論文を発表(「国際社会文化研究所紀要」龍谷大学、2006年4月)しており、現在刊行予定の論文集(日本朝鮮族研究会論文集)にも研究成果の一部を発表する予定である。
4)これからの展開として、すでに朝鮮半島における日本人の新聞活動に関する包括的な研究に本格的に着手しており、1〜2年の間に書物として刊行する予定である。その延長線で朝鮮半島以外の、同じく日本の植民地であった台湾における日本人の新聞活動についても調査を並行していくつもりである。

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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