2004 Fiscal Year Annual Research Report
中国における人口と環境-都市化と人口流動に関する調査と分析-
Project/Area Number |
16402025
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
若林 敬子 国立大学法人東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 教授 (60293015)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々井 司 国立社会保障・人口問題研究所, 室長(研究職)
苑 復傑 国立大学法人東京農工大学, メディア教育開発センター・メディア活用研究開発系, 助教授 (80249929)
沢田 ゆかり 東京外国語大学, 外国語学部, 助教授 (50313268)
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Keywords | 人口移動 / 出稼ぎ労働者 / 都市での生活実態 |
Research Abstract |
1 2004年7月11日(日)研究分担者メンバー全員で会合を行い、今後4年間の研究計画と具体的な調査方法と今後の方針などについて検討する研究会を開催した。 2 i)2004年9月北京にて中国人民大学人口研究所、上海にて上海社会科学院人口研究所との調査の方法、調査対象者の設定、調査質問、結果の分析等今後の方針を相談し、決定した。なお2005年調査計画もあり、四川省成都市にある西南財経大学人口研究所も訪問し、研究交流を行った。 ii)2004年12月に北京と上海で同時に調査が実施され、有効調査票は、北京市303票、上海市309票で無事に調査を完了した。 iii)2005年2月末に予定通り、北京及び上海から調査結果の概況報告が届いた。 iv)詳しい集計及び分析を東京農工大学大学院国際環境農学若林研究室を中心に実施中である。 v)結果は、2005年4月日本国際地域開発学会、2005年5月日本地域社会学会及び2005年6月の日本人口学会で発表予定である。 3 若林敬子研究室『中国人口統計基本資料集』DTP出版 2005年1月、全157頁 若林敬子著『中国の人口問題と社会的現実』ミネルバ書房2005年2月、全550頁を完成させた。 4 世界農村社会学会2004年7月から8月にかけて、出席し、世界農村の出稼ぎ労働者の人口移動の理論研究や各国とりわけ中国からの出席研究者と研究交流と理論準備を行った。 5 2005年7月に四川省及び広東省で実施予定の調査について、中国人民大学人口研究所との具体的な調査内容に関する準備中である。 6 中国を体表する人口社会学者14人に執筆を依頼し、翻訳し、刊行する準備体制を整えた。
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Research Products
(7 results)