2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16402038
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Research Institution | Doshisha Women's College of Liberal Arts |
Principal Investigator |
塘 利枝子 同志社女子大学, 現代社会学部, 教授 (00300335)
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Keywords | 教科書 / アジア / 社会変動 / 経済変動 / 発達観 / 親役割 / 保育観 / 子ども観 |
Research Abstract |
1.「子ども観」に関する通時的比較と社会変動・経済変動との関係性を検討 本年度は、日本、韓国、中国、台湾の4ヶ国の10代後半〜80代を対象に行った質問紙調査について、特に保育観の点から分析を行った。また今まで行ってきたアジア6ヶ国、欧州3カ国の教科書に描かれた理想像としての子ども観、質問紙調査の結果得られた実像の子ども観、さらに各世代に影響を与えた社会・経済状況との関連性について、4ヶ国の研究協力者が集まって結果の検討を行う会議を行い、最終報告書としてまとめた。 2.学会発表 以下の通り研究成果を学会で発表した。 ●日本・韓国・中国・台湾における保育機関への要望-国と世代間の比較-(日本保育学会第59回大会/2006年5月) ●日本・韓国・中国・台湾における子育てサポート資源-国と世代間と性差の比較-(日本保育学会第59回大会/2006年5月)(共発表者) ●日本と台湾の保育機関に対する要望 ラウンドテーブル「日本と台湾の子育て文化-親と保護者の役割-」(日本比較教育学会42回大会/2006年6月) ●"Good-child"behavior displayed in seven countries' school textbooks : Can school textbooks help to construct the children's event scripts?(9th Biennial Meeting of ISSBD/2006年7月) ●Child-rearing Beliefs Reflected in the Asian and EU countries' School Textbooks(26th of IAAP/2006年7月) ●性役割観の自己形成に関与する要因 ワークショップ「自己心理学における文化の問題(4)」(日本心理学会第70回大会/2006年11月)
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Research Products
(1 results)