2007 Fiscal Year Annual Research Report
中央アジアの乾燥地における大規模潅漑農業による環境汚染と人体への影響
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16405003
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| Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
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Principal Investigator |
川端 良子 Tokyo University of Agriculture and Technology, 国際センター, 准教授 (40334479)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
片山 幸士 人間環境大学, 人間環境学部, 教授 (30026512)
長井 長博 人間環境大学, 人間環境学部, 准教授 (10329906)
白石 久二雄 東京農工大学, 放射線医学総合研究所・緊急被ばく医療研究センター, 室長 (10162760)
山本 政儀 金沢大学, 自然計測応用センター, 教授 (10121295)
幸 進 東京農工大学, 放射線医学総合研究所・緊急被ばく医療研究センター, 博士号取得若手研究員 (10392226)
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| Keywords | 中央アジア / 大規模灌漑農業 / ウラン汚染 / 食物連鎖 / ウズベキスタン / カザフスタン / キルギス / 土壌汚染 |
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| Research Abstract |
1)中央アジア・キルギス共和国内のイシククル湖周辺にて,大規模灌漑農業による環境汚染と人体への影響について調査を行った.
・飲料水である地下水の調査を行った.
・潅漑用水,潅漑排水,および河川水を採取し,灌漑農業による河川水への影響を調査した.
・大規模灌漑農地で土壌を採取した.
2)中央アジア・ウズベキスタン共和国内のヌクス州にて,大規模灌漑農業による環境汚染と人体への影響について調査を行った.
・飲料水である地下水の調査を行った.
・潅漑用水,潅漑排水,および河川水を採取し,灌漑農業による河川水への影響を調査した.
・大規模灌漑農地で土壌を採取した.
以上のような現地調査を行い,試料を日本に持ち帰り以下の分析を行った.
・ICP-MSを用いたウラン濃度および同位対比
・α線スペクトロメトリーを用いた放射性同位元素の測定
・ICPおよびICP-MSを用いた食品中の微量元素濃度の測定
昨年までに調査した結果をもとに,2009年9月に12th International Conference on Modem Trends in Activation Analysisにおいて結果を公表した.
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