2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16500020
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Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
Principal Investigator |
鵜林 尚靖 九州工業大学, 情報工学部, 助教授 (80372762)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
橋本 正明 九州工業大学, 情報工学研究科, 教授 (20253560)
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Keywords | モデル駆動開発 / アスペクト指向 / モデルコンパイラ / メタプログラミング / ドメイン |
Research Abstract |
本研究では,UML(Unified Modeling Language)ベースの拡張可能なドメイン専用言語(Extensible Domain S pecifc Language)を開発している.ドメイン専用言語とはアプリケーションやシステム機能の特性に合わせた専用の開発言語であり,これを利用することによりソフトウェア開発の生産性を飛躍的に向上させることができる.本年度は本研究の最終年度であり,今までの研究成果の集大成を行った.また研究を通じて開発したソフトウェアを研究室のホームページ(http://posl.minnie.ai.kyutech.ac.jp/)より公開した. 本研究の成果は以下の4点から構成される:1)UMLベースのアスペクト指向モデリング言語AspectM,2)メタモデル拡張によるAspectM言語拡張メカニズム,3)拡張可能なAspectMモデルエディタ,4)拡張可能なAspectMモデルコンパイラ.AspectMが提供する拡張メカニズムを使用することにより,UMLベースのドメイン専用言語を構築することができる.実際に,本研究が提案する方式の有効性を確認するため,組込みシステムの外部環境を分析するためのUMLプロファイルをAspectMモデルエディタの拡張機能を用いて実現した.この適用実験により,提案方式の有用性が実証された. 本年度も前年度に引き続き,研究成果を世界に向けて発信することに留意した.計3件,国際ジャーナル,国際会議,国際ワークショップに採択された.本年度でもって本研究は終了するが,国際的な舞台で研究成果を公表できた点は評価に値すると考えられる.特に,ドメイン専用言語や生成的プログラミングの分野で先導的な国際会議ACM SI GPLAN International Conference on Generative Programming and Component Engineering(GPCE 2005)に,我々の論文が採択されたのは特筆すべき成果である.
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Research Products
(6 results)