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2006 Fiscal Year Annual Research Report

SMPクラスタ上での階層的マクロデータフロー処理に関する研究

Research Project

Project/Area Number 16500025
Research InstitutionThe University of Electro-Communications

Principal Investigator

本多 弘樹  電気通信大学, 大学院情報システム学研究科, 助教授 (20199574)

Keywords並列処理 / マクロデータフロー / SMPクラスタ
Research Abstract

本年度は,昨年度に行った階層的なマクロデータフロー処理の実装をさらに進め,評価を行うとともに,今後の研究の発展性について検討を行った.詳細は以下のとおりである.
-タスク間のデータ依存と制御依存を解析し,タスク間の並列性を表現する実行開始条件を求めると同時に,タスクでアクセスする変数に対する「データ到達条件」を求めるためのアルゴリズムを備えた並列化方式の実装の問題点を精査し,実行時の並列処理オーバーヘッドをできるだけ削減する実装方法を検討した.
-マクロタスク生成に際し,並列処理オーバーヘッドの影響を削減するため,最適なタスク粒度を決定するための方式について実装と評価を行った.
-階層的なマクロデータフロー処理機構のSMPクラスタ上での実装における,「データ到達条件」を用いる方法と「ソフトウェアDSM」を用いる方法についての,昨年度の両方式の並列処理効果の評価に基づいて両者の方式を融合する方法についてその可能性と方式を検討した.
-マクロデータフロー方式において,その並列処理性能を向上させるためにはユーザがソースプログラムを最適化するための必要性が明らかになったため,その方式を検討し,その一部を並列化支援ツールiPat/OMP上に実装した.
-成果を論文として発表した.

  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] iPat/OMPでのソースコードレベル最適化における試行錯誤支援ツール2007

    • Author(s)
      永野悠介, 石原誠, 平澤将一, 本多弘樹
    • Journal Title

      情報処理学会研究報告 HPC-109

      Pages: 67-72

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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