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2005 Fiscal Year Annual Research Report

意味ベースの精密な照合を行う高精度質問応答システムの開発研究

Research Project

Project/Area Number 16500085
Research InstitutionAoyama Gakuin University

Principal Investigator

原田 実  青山学院大学, 理工学部, 教授 (10218654)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 韓 東力  青山学院大学, 理工学部, 助手 (10365033)
Keywords質問応答 / 意味解析 / 意味グラフ / グラフ照合 / グラフマッチング / インターネット検索 / SVM / 回答抽出
Research Abstract

平成17年度においては、質問応答システムMETISの実証システムの製作を行った。本システムは、日本語で記述された質問文を受け、これを意味解析システムSAGEによって解析して得た質問意味グラフから、SVMによって学習した判定法によって検索キーワードを獲得し、これを基にインターネットを検索し、検索キーワードを多く含むページから多くのキーワードを含む単文を抽出し、これらを同様に知識意味グラフに変換し、質問グラフともっとも大きな共通部分グラフを持つ知識グラフから、疑問詞に対応する回答部分を得るものである。なお、知識文の抽出に当たっては、Googleによるページの要約文から抽出する高速モードと、実際に当該ページを開いてそこから抽出する通常モードを作成した。昨年度のプロトタイプと比べて最も改良した点は、Googleでの検索に適したキーワードの抽出方法とその並べ順の決定と、共通部分グラフを求めるグラフの照合アルゴリズムである。
クイズミリオネア100問題を事例に、評価実験を行った。適切な知識文が得られた割合が89%、正解率は回答候補第3位まで正解とした場合で72%を達成した。またこの値は2005年5月9日まで公開されていたGooラボが第3位まで正解とした場合の正解率24%の3倍の高いものとなった。
また、本研究の核となる2つの文を比較してその類似性を求める意味グラフの照合アルゴリズムを部品化し、これをもとに文の類似性をベースにした、テキスト分類システムAQUAやテキストマイニングシステムSTMを製作した。さらに、意味解析の精度を向上するために、EDR辞書の追加修正を行った、特に、固有表現や新語に対する語の追加をインターネットの辞書的データを元に行った。また、EDR上の内部的に不整合のあるレコードの削除も行った。

  • Research Products

    (3 results)

All 2006 2005

All Journal Article (3 results)

  • [Journal Article] 意味解析が開く自然言語処理の世界2006

    • Author(s)
      原田実
    • Journal Title

      情報処理学会第68回全国大会論文集 デ-01

      Pages: 487-488

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [Journal Article] 意味解析を踏まえた自動要約システムABISYS2006

    • Author(s)
      田中信彰, 面来道彦, 野口貴, 矢後友和, 韓東力, 原田実
    • Journal Title

      言語処理学会論文誌 Vol.13, No.1

      Pages: 143-164

  • [Journal Article] Summary generation centered on important words2005

    • Author(s)
      Dongli Han, Takashi Noguchi, Tomokazu Yago, Minoru Harada
    • Journal Title

      LNCS3411(information Retrieval Technology)

      Pages: 48-60

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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