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2006 Fiscal Year Annual Research Report

意図を理解する・感じさせるロボット(人工物)の研究

Research Project

Project/Area Number 16500104
Research InstitutionGifu University

Principal Investigator

伊藤 昭  岐阜大学, 工学部, 教授 (40302301)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 寺田 和憲  岐阜大学, 工学部, 助手 (30345798)
Keywords心の理論 / 心を読む / インタラクション / 意図の伝達
Research Abstract

今年度の研究実績は次の通りである。
(1)相手の行動・心を読むアルゴリズムの研究
人が非零和ゲームをどのように解いているのかを調査するために、非零和ゲームをカードゲームという形で被験者にプレイしてもらい、人の行動から、そこで用いられているアルゴリズムを検討した。そのとき、対戦の条件を、人対人/人対計算機、相手は人と教示/計算機と教示、対而でプレイ/ネットワークを介してプレイなど、条件をいろいろと変えることで、人の行動への変化を分析した。その結果、人は非零和ゲームを直接解くのではなく、いくつかのヒューリスティックを状況に応じて使い分けながら、非零和ゲームを零和ゲームへと変換してから、解いていることが分かった。
(2)人と人工物のインタラクションにおける意図の伝達の研究
人が人工物の行動に「意図性」を感じるのはどのようなときか、逆にどのようなときに「もの」として扱うのかを、条件を様々に変えて実験を行った。実験では、人工物として、「自律移動椅子」、「自律移動立方体」の二つを用い、そのとき人の人工物に対するとるスタンスを、「物理スタンス」「設計スタンス」「意図スタンス」に分類して、人のとるスタンスを評価する方法を比較検討し、良い一致を見ることを確認した。また、その評価方法を用いて、どのような人工物の行動が、人のとるスタンスに影響するのかを調べた。

  • Research Products

    (2 results)

All 2007 2006

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 心の理論の枠組を利用した人工物から人間への意図伝達2007

    • Author(s)
      寺田和憲, 社本高史, 伊藤昭
    • Journal Title

      ヒューマンインタフェース学会論文誌, 9(1)

      Pages: 23-33

  • [Journal Article] Haptic Length Display Based on Cutaneous-Proprioceptive Integration.2006

    • Author(s)
      K.Terada, A.Kumazaki, D.Miyata, A.Ito
    • Journal Title

      Journal of Robotics and Mechatronics 18(4)

      Pages: 489-498

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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