2004 Fiscal Year Annual Research Report
2次元連続DPによる動画中の対象物のスポッティング認識とトラッキング
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16500115
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| Research Institution | The University of Aizu |
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Principal Investigator |
岡 嶐一 会津大学, コンピュータ理工学部, 教授 (60347242)
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| Keywords | 動画像認識 / トラッキング / セグメンテーション / ジェスチャ認識 / 移動物体認識 / スポッティング / 連続DP / マッチング |
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| Research Abstract |
動画像として変形する物体を捉えているとき、それを動画像から認識することは困難な課題とされている。その困難さは主として、1)対象物の画像からのセグメンテーション、2)変形する物体のスナップショットである単一フレーム画面での認識、3)変形する物体を示す部分画像系列におけるpixel対応(トラッキング)、4)動きを含めた対象物の認識、の実現に存在する。提案している「2次元連続DP」は、上記の4つの困難点の解決を目的としている。現時点の「2次元連続DP」による上記の課題解決の到達段階を述べる。1)については対象物の参照画像が事前に用意されていたとき、参照画像部分の画像変形が、拡大1/2から2倍までの大きさ非線形の変形と回転が+-45度以内の変形が同時的に生じても、参照画像に類似する部分画像を入力画像中から切り出すことが可能となっている。2)については、上記1)の切り出す段階において参照画像の静止画面中での認識も同時に行われている。3)については、2)における参照画像と類似するものの切り出しと認識が同時的に行われる段階で、両者の間でのpixel対応がとれるものとなっている。したがって、1)、2)の操作を継続して行うことによって変形する対象物のpixel-wiseのトラッキングが原理的には可能となっている。しかし、この対応関係を時間の経過においても保持することが十分保証されるまでに至っていない。これが現在解決すべき最重要課題となっている。4)については、pixel単位でのtrackingが十分に時間の経過において保証されていない場合でも、pixelの近接したものがつくるある領域については、その領域の重心点についてtrackingは現時点でも可能となっている。これを用いると、参照画像の認識を伴う部分画像の重心のtrackingを行うことによって、ジェスチャ等の認識を行うことが可能となっている。
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Research Products
(1 results)
