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2005 Fiscal Year Annual Research Report

細胞内AB42によって誘導される神経細胞死関連遺伝子群の網羅的解析

Research Project

Project/Area Number 16500233
Research InstitutionTokyo Metropolitan Institute of Gerontology

Principal Investigator

内田 洋子  (財)東京都高齢者研究・福祉振興財団, 東京都老人総合研究所, 主任研究員 (60133633)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 五味 不二也  (財)東京都高齢者研究・福祉振興財団, 東京都老人総合研究所, 研究員 (40205620)
Keywordsβアミロイド / 細胞内Ass / 神経細胞死 / microarray
Research Abstract

本研究の目的は、神経細胞内に蓄積されたAssがどのような遺伝子群を誘導するのかを解析し、神経細胞死誘導の分子機構を明らかにすることである。昨年度の研究によって、Assを含むAPP-CTFss(APPのC末端断片)を導入した神経細胞での細胞死が、hrGFPの発現よりも早く起こることがわかっていた。そこで、今年度は、遺伝子導入後の発現が早い、H-2KKを共発現させることを利用して、APP-CTFssを発現した神経細胞を効率的に集める方法を試みた。APP-CTFssをMACSelect kk発現ベクターに組み込み、初代培養神経細胞に導入した。導入16時間後に、H-2KKの発現を免疫組織化学によって調べた。APP-CTFss-mycを発現している神経細胞でも、H-2KKの発現が弱く、これを利用して、APP-CTFssを発現した神経細胞だけを集めることはできなかった。そこで、APP-CTFssを発現した神経細胞だけを集めることを断念し、APP-CTFss-myc-IRES-hrGFPを導入した細胞(導入後16時間培養)を含む全神経細胞からRNAを調整した。対照として、IRES-hrGFP導入細胞を含む全神経細胞からRNAを調整した。常法に従い、cRNA probeを作製し、Agilent Oligo Microarrayとハイブリダイズさせた。その結果、APP-CTFssによって発現誘導される遺伝子として23種類が、発現抑制される遺伝子として23種類の遺伝子が同定された。現在、これらの遺伝子の発現変化をQRT-PCR、または、Northern blottingによって確認している。

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Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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