2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16500323
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Research Institution | Jichi Medical University |
Principal Investigator |
松本 浩一 自治医科大学, 医学部, 助手 (40275706)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷口 信行 自治医科大学, 医学部, 助教授 (10245053)
草間 幹夫 自治医科大学, 医学部, 教授 (60124690)
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Keywords | 口腔内専用超音波探触子 / 操作性 / 画像精度 |
Research Abstract |
16年度研究業績 設計図をもとに口腔内専用探触子の試作品を作成した。今回我々が開発した探触子は、探触子の表面と検査部位との間に水袋をおくことで、対象臓器の形に合わせて密着できるだけでなく、焦点距離を適切な範囲に設定しやすくした。また、操作性を向上させる目的で、柄を長くし、探触子の保全と、検者・被検者の安全性を考慮し、保持部と素子部の間を硬い構造物で覆った。さらに、水袋内の水量は注射器で量を調節できるようにした。素子配列は、良好な分解能を得やすいリニア型とし、周波数は10-15MHzの周波数帯域を利用した。走査法はBモード断層像、カラーおよびパルスドプラ法で行った。 健常者を対象に口唇、舌、歯肉、口蓋、口底、頬粘膜の部位別の正常な超音波画像を撮像した。良好な操作性と画像精度の高さを確認した。水袋の水漏れを認めたため、現在改良中である。 以上の結果については、17年4月22日の日本口腔科学会(於:徳島)にて発表する予定である。 さらに、『新医療』の超音波紹介欄に投稿済みである。
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