2004 Fiscal Year Annual Research Report
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16500324
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| Research Institution | Meiji University |
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Principal Investigator |
平岡 和佳子 明治大学, 理工学部, 助教授 (00212168)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
崔 博坤 明治大学, 理工学部, 教授 (30143530)
近藤 隆 富山医科薬科大学, べ医学部, 教授 (40143937)
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| Keywords | 皮膚生理 / ホメオスタシス / 超音波療法 / 紫外線 / メラニン / UV-A / チロシナーゼ / メラノーマ |
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| Research Abstract |
本研究では健康な皮膚のホメオスタシスを維持させるために、超音波療法を用いてメラニン形成や細胞死、コラーゲン形成の低下などの皮膚のダメージを軽減させ、さらには組織の活性化をはかることを目的としている。今年度は1〜7MHzの高周波超音波発生装置を作成し、その出力特性および培養細胞への細胞死に対する効果の評価を行った。さらに各種の紫外線によるメラニン色素および細胞死の評価モデルとして、各種紫外線の照射によるメラニン形成と細胞死の波長依存性について研究を行った。従来、細胞死の効果スペクトルはUV-Cであり、メラニン形成の効果スペクトルはUV-Aにあることが示されているが、UV-Aによる細胞死の危険性について評価に成功した(論文準備中)。次に、これらの細胞内におけるメラニン形成のための中心的役割を果たすチロシナーゼ酵素に対する超音波の効果について検討をおこなった。高周波の超音波照射により、チロシナーゼ酵素活性は出力に依存して不活化した。その不活化のメカニズムはフリーラジカルや活性酸素の生成によるものではなく、酵素の金属脱離などの構造的変化によるものであることを明らかにした(論文準備中)。
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