2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16500375
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
松本 富子 群馬大学, 教育学部, 教授 (70106897)
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Keywords | ダンス課題学習 / 学習成果 / ダンスの授業評価法 / 行動観察・記録法 / 量的質的研究 / 再評価 |
Research Abstract |
本研究は行動科学的手法を導入し、これまで明らかにできなかった、ダンス学習における学習と成果をつなぐ過程的事実を明らかにするとともに、その因果関係をとらえる。また、質的研究を併用することによって、授業改善に直接役立つ具体的示唆を取り出す。このことによって、これまで行えなかった客観的内容と精度とによって、ダンス領域における課題解決学習の再検証、再評価を行う。 16年度には、1.2.3.のように、研究Iと研究IIの一部について研究を進めた。 1.できるだけ多くの課題学習による先駆的なダンス授業実践を視察し、実践資料を収集した。そして、ダンス課題学習法のモデルに従って、研究対象とするダンスの授業計画および授業モデルとなる事例2〜3例を検討した。 2.ダンス学習における観察評価法を開発する。 1)ダンスの学習成果をとらえることのできる,子どもによる評価票を開発するため,項目を再検討し試行的に43項目の評価票を作成した。 2)ダンスの授業過程における学習行動の観察・記録法を開発するために,試行的にグループ活動に焦点を絞り,生徒相互の学習行動を観察して,ダンス学習行動をとらえるカテゴリーを試行的に作成した。 3.事例として計画したダンス授業単元計画3例を実施した。そして,VTRならびに開発中の授業評価票を用いて記録分析するとともに,生徒相互の学習行動を観察して,ダンス学習行動をとらえるカテゴリーを用いて分析した。内,2例は現在分析中である。 4.量的質的な授業の観察評価法に関連する文献や関連文献は現在も収集中である。
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