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2005 Fiscal Year Annual Research Report

中高齢者に対する運動指導に関する研究

Research Project

Project/Area Number 16500381
Research InstitutionHIROSHIMA UNIVERSITY

Principal Investigator

松尾 千秋  広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (60116671)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 草間 益良夫  広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (50153284)
渡部 和彦  広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20057699)
黒川 隆志  広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (40170104)
Keywords生涯学習社会 / 中高齢者 / ストレッチング / 実施方法 / 呼吸
Research Abstract

本研究は,生涯を通じて継続可能な"いつでも,どこでも,だれにでもできる運動",なかでも,最もシンプルな形式をもち,ウォーキングを始めとして他のスポーツの準備運動として用いられているストレッチングの,中高齢者における有効性・意義等を明らかにすることを目的としたものであった。特に呼吸に重点をおいたストレッチングの有効性を明らかにすることにより,生涯学習社会において求められる体育的課題やその指導内容・方法等を具体的に提言したいと考えた。
平成16年度には,中高齢者の体力・スポーツに関する世論調査や先行研究等を中心に情報収集を進め,次に,日常的に行っている運動・スポーツ等に関する心理的あるいは身体的な有効性に対する意識について実態調査を行った。一般中高齢者と運動部所属の大学生を対象とした実態調査の結果,中高齢者において,呼吸に重点をおいたストレッチングの実施方法等については,まだまだ認識不足であることが明らかとなった。また,文献を検討した結果,ストレッチングの実施方法に関する記述,特に呼吸との関連性については曖昧な点が多かった。
平成17年度は,中高齢者と大学生を対象として,様々なストレッチングのなかから、寝た状態でもでき、一時に全身をストレッチすることができる,最もシンプルなポスチァのストレッチングに着目して,実施方法等について実験的検討を試みた。その結果,中高齢者において,息を吐きながら行うストレッチは,心理的,生理的にリラックス効果をもたらすことが明らかとなった。また,一見して,同様のポスチァをもつストレッチングであっても,持続時間,回数,身体部位の参与のさせ方等の違いにより,心理的,生理的効果に及ぼす影響も異なることが明らかとなった。

  • Research Products

    (1 results)

All 2005

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 中高齢期における運動・スポーツ活動に関する研究(3)2005

    • Author(s)
      松尾 千秋
    • Journal Title

      広島大学大学院教育学研究科紀要第二部 第54号

      Pages: 285-292

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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