2005 Fiscal Year Annual Research Report
オーストラリアスポーツ産業振興をめぐる諸アクター間のネットワーク形成に関する研究
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16500392
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| Research Institution | Utsunomiya University |
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Principal Investigator |
中村 祐司 宇都宮大学, 国際学部, 教授 (50237442)
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| Keywords | 政府 / 政策 / 行政 / スポーツ産業 / ネットワーク / 国際情報交換 / オーストラリア / ブレスベン |
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| Research Abstract |
オーストラリア・クウィーンズランド州のブレスベン市を拠点に平成17年7月16日から同年9月8日にかけて、現地での関係機関への聞き取り調査および一次資料の収集を行った。主なインタビュ実施機関は、グリフィス大学レジャー・スポーツ学部、クウィーンズランド大学人間行動科学部、オーストラリア大学スポーツ連盟、ブレスベン市役所コミュニティ・ライフスタイル部局、フィットネスクウィーズランド、レクリエーション・トレーニングクウィーンズランド、クウィーズランド・スポーツアカデミーなどである。
とくに州および市レベルにおいて、スポーツ振興政策やスポーツ産業振興政策がどのように位置づけられているのか、そしてこうした政策領域において影響を有する組織の資源にはどのようなものがあるのか、といった視点から、調査研究を行った。
同時に、単著『スポーツの行政学』(成文堂、2006年1月)の刊行に向けて、第10章第2節,「オーストラリア州・地方政府におけるスポーツ事業をめぐるガバナンスの諸相と政策ネットワークの形成-スポーツ振興戦略と地域スポーツクラブ運営の事例から-」の箇所の見直し・検証作業を当地で行った。具体的にはゴールドコースト市関連の調査経験で得られた知見の再確認や、加筆論文の方向性などについての検討がそれである。これをブレスペンでの現地調査に生かすようにした。帰国後はインタビュ内容や収集資料の整理・把握、理論的分析枠組みの作成にむけた取組み等に努めた。
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