2004 Fiscal Year Annual Research Report
プロスポーツフランチャイズと地元商店街の協働に関する研究
Project/Area Number |
16500396
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
大鋸 順 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (70017367)
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Keywords | プロスポーツフランチャイズ / 川崎フロンターレ / 地域文化セクター / 商店街 / 商店 / 協働 |
Research Abstract |
本研究は、Jリーグクラブチームの川崎フロンターレと川崎市商店街に焦点を当て、川崎フロンターレが地域文化セクターとして機能するための条件及び商店街との協働の可能性を明らかにするのもである。 平成16年度の研究計画は、主に研究調査耐性を確立し、調査票を作成し、調査を実施し、回収された回答のデータベースを構築し、一次集計を算出することにあった。 (1)研究・調査体制の整備 川崎市役所経済局産業振興部商業観光課及び市民局市民生活部庶務課、(社)川崎市商店街連合会、(株)川崎フロンターレ、川崎フロンターレ後援会「グルーフレンズ」、川崎フロンターレ応援団の協力のもとに研究調査体制を構築した。 (2)調査票の作成 川崎フロンターレと川崎市商店街との協働の可能性を探るため、商店街の状況、商店の経営状況、川崎フロンターレへの関心度、応援状況、川崎フロンターレに対する要望事項、協働の可能性などを内容とした調査票を各研究協力者と協力し作成した。 (3)調査の実施と回収 川崎市商店街連合会加盟商店6,425商店に対して郵送による調査を実施した。その結果、回収された調査票は776であり、回収率は12.1%であった。 (4)データの入力と一次集計 回収された調査票のデータを入力し、一次集計を算出した。 (5)結果の紹介 今回の調査から、川崎市における各商店の川崎フロンターレに対する関心、応援の度合は決して高いのもではなかったが、川崎フロンターレに対する期待は大きく、協働の可能性が見出せた。 平成17年度は、二次集計及び推定値の算出を行い、結果を報告書にまとめるとともに一部を学会に発表する予定である。
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