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2004 Fiscal Year Annual Research Report

学校安全管理維持・強化に関する実証的研究

Research Project

Project/Area Number 16500440
Research InstitutionOsaka Kyoiku University

Principal Investigator

安井 義和  大阪教育大学, 教育学部, 教授 (20030372)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山根 祥雄  大阪教育大学, 教育学部, 教授 (50089893)
小山 健蔵  大阪教育大学, 教育学部, 教授 (00162082)
白石 龍生  大阪教育大学, 教育学部, 教授 (00116162)
Keywords安全管理 / 危機意識 / 学校
Research Abstract

平成14・15年度に、「国立大学附属学校における安全管理の在り方に関する調査研究会」が大阪教育大学に設置され、その報告書が完成した。その際に、全国の国立大附属学校園、並びに大阪府下の全私立小学校と公立200校宛てにアンケートを実施した。
当調査は学校の安全管理に関する状況や管理職・教員の危機意識などを探るためであった。
今年度はその中でアンケートの大阪府下の公立小学校(管理職123名、教員622名)を対象とした部分を詳細に分析した。
附属池田小学校事件を境として、変化しなかった項目、管理職と教員との比較、教員の年齢と危機意識の関連および学校規模による意識の差についての観点から検討した。その結果、不審者訓練や研修が低調であること、教員の校内巡視、緊急連絡網の作成、心のケアのスキルアップが困難であること、校門の管理などの安全管理は大規模校の方が困難であることなどが問題点として明らかになった。他方、16年度も上と同じ内容のアンケートを実施した。17年度には、14年のアンケート結果と今回のアンケート結果を比較検討し、この2年間で変わった項目、変わっていない項目を精査し、今後の学校安全に活かしたい。
また、1999年3月に起こったイギリス・スコットランドのダンブレーン小学校を視察訪問した。当事件のその後の対応に奔走したドーラン女史と共に長時間の討論をし、説明を受け、その後の新設校への分属、事件現場である体育館の解体等と学校再生に苦難の道であったことも分かった。世界の国で学校安全が脅かされている。日本のみならず、世界の共通課題として今後の研究に活かしたい。

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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