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2005 Fiscal Year Annual Research Report

遺伝的要因を考慮した日常身体活動と腹部脂肪畜積の関係解析

Research Project

Project/Area Number 16500453
Research InstitutionPrefectural University of Hiroshima

Principal Investigator

堂本 時夫  県立広島大学, 保健福祉学部, 教授 (40112130)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小山 矩  県立広島大学, 保健福祉学部, 教授 (30034044)
加藤 洋司  県立広島大学, 保健福祉学部, 助手 (60326436)
笠置 恵子  県立広島大学, 保健福祉学部, 助教授 (30101471)
西原 貞光  県立広島大学, 保健福祉学部, 助手 (40290548)
安武 繁  県立広島大学, 保健福祉学部, 教授 (70382380)
Keywords日常身体活動 / 身体測定 / レプチン / β3アドレナリン受容体遺伝子 / 体脂肪率 / 内臓脂肪 / MRI / ライフコーダ
Research Abstract

肥満抑制のための効果的な介入プログラムを作成する基礎資料として、血中レプチン濃度と身体肥満指標、腹部脂肪、日常身体活動およびβ3アドレナリン受容体遺伝子多型の関連を調べた。市報で募った中高年女性(40〜50代、73名)を対象とし、ライフコーダによる日常身体活動を2ヶ月間連続記録した後に、血液採取、身体計測、MRIによる腹部脂肪面積計測を行った。血液資料からは、血中レプチン濃度、中性脂肪、コレステロールなどの代謝的データに加え、白血球からのDNA増幅を行いβ3アドレナリン受容体遺伝子多型を調べた。なお、本研究は広島県立保健福祉大学倫理委員会の承認を得て実施した。
結果は以下のようである。
1、血中レプチン濃度はBMI(Body Mass Index)およびウエスト周囲長と高い相関を示し、腹部脂肪面積とは、皮下脂肪や腹部内臓脂肪を合計した総脂肪面積>皮下脂肪>内臓脂肪の順に相関が見られた。
2、一日平均歩数の多い人ほど血中レプチン濃度も低く、BMIや腹部脂肪も少ない傾向が明瞭であったが、一部にはこの傾向に合致しない人が見られた。
3、β3アドレナリン受容体遺伝子多型の多型に関する部分のアミノ酸がTrp/Trp,Trp/Arg,Arg/Argに区別され、Trp/TrpグループとTrp/Arg,Arg/Argグループを区別して肥満指標や歩行との関係を分析することの有効性を確認した。
以上の結果は、日常生活の改善を主眼とした【肥満抑制のための有効なプログラム】を考える上で非常に参考となる。

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Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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