2005 Fiscal Year Annual Research Report
生活時間調査による新家事労働の実態把握とアンペイド・ワークの社会的評価方法の開発
Project/Area Number |
16500486
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Research Institution | Japan Women's University |
Principal Investigator |
天野 晴子 日本女子大学, 家政学部, 助教授 (50299905)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松葉口 玲子 岩手大学, 教育学部, 助教授 (30304562)
齊藤 悦子 岐阜経済大学, 経済学部, 教授 (90298414)
粕谷 美砂子 昭和女子大学, 短期大学部, 講師 (80369446)
水野谷 武志 北海学園大学, 経済学部, 講師 (80364230)
伊藤 純 昭和女子大学, 人間社会学部, 講師 (20322456)
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Keywords | アンペイド・ワーク / 社会的評価 / 生活時間調査 / 新家事労働 / 生活の社会化 |
Research Abstract |
本年度は、9月の調査に向けた調査協力者の開発と調査項目の検討・作成を行い、調査の実施、調査票の回収、調査票のチェックを行い、集計作業に入った。 調査協力者の開発にあたっては、世田谷区在住の勤労者世帯の夫妻を対象に新規の協力者の公募をおこなった。趣意書、依頼状、ポスター、ちらし等を作成し、世田谷区民が利用する施設、保育所、福祉関係施設等を訪問し、調査協力者の公募掲示や募集要項の配布・依頼を行った。応募方法は、葉書、FAX、E-Mailとした(一部電話)。95年、2000年調査の継続協力者については、本年度のパネル調査への協力と応募を呼びかけた。 調査票については、関係施設や利用者からのヒアリングを参考に検討を重ね、「生活時間調査票」「付帯アンケート(アンペイド・ワーク評価調査票)」「世帯用アンケート(属性、新家事労働関連調査)」を作成した。 9月には調査協力者203世帯に対して調査票を送付し、10月中の調査票記入後、郵送による回収を行い、未着や不備等については督促や確認作業を行った。回収数は196世帯(回収率96.6%:3月末日現在)であった。回収後は、個人情報の保護と管理に十分な注意を払い、調査票のチェック及び集計作業に入ったところである。 尚、上記の計画遂行については、分担や小グループによる作業・打合せの他、全体会議を2回行った。第1回会議は平成17年8月10日〜12日(於日本女子大学)に実施し、進捗状況の確認と調査票の検討及び調査協力者の開発に向けた分担作業の追加を計画した。第2回会議は平成18年3月22日(於日本女子大学)に実施し、1年間のまとめと調査票の集計計画及び情報管理の徹底を確認した。
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