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2005 Fiscal Year Annual Research Report

ものづくり学習を基盤にした科学技術教育の支援プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 16500548
Research InstitutionNara University of Education

Principal Investigator

谷口 義昭  奈良教育大学, 教育学部, 教授 (50240859)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 魚住 明生  富山大学, 教育学部, 助教授 (80345545)
浅田 茂裕  埼玉大学, 教育学部, 助教授 (40272273)
宮川 秀俊  愛知教育大学, 教育学部, 教授 (30181986)
Keywords生活科 / ものづくり / 割り箸 / アンクロン / 周波数分析 / グライダー / 教材化 / ロボットコンテスト
Research Abstract

小学1,2年の生活科の授業で、割り箸を製作させ、作った割り箸を給食時に利用させた。このものづくり活動を通して、つくることの意義を学習させるプログラムを検討した。授業を通して、日常の生活で使う物が自分の手で作ることができ、それを利用することで、子ども達はものづくりに高い興味・関心を示すことを明らかにした。
小学3,4年生を対象に、竹を使った楽器と竹とんぼの製作を提案した。具体的には、竹を使った楽器として、東南アジアの民族楽器として有名なアンクロンの製作を教材化し、製作物を周波数分析して、3オクターブ揃えることで演奏に供することを明らかにした。竹とんぼでは、羽根を削り出す角、重量、幅、長さなどが飛行高さおよび距離に及ぼす影響を検討した。
小学5,6年生を対象に、グライダー教材を開発した。胴体と翼にバルサ材を用い、主翼と尾翼の位置を可変できる機構とした。両翼の位置が飛行に及ぼす影響、また重心が飛行に及ぼす影響を検討できる模型とした。実際に授業を行い、生徒の反応を分析した。
中学生を対象に、ペットボトルを利用したサボニウス型風車の製作を教材化した。羽根の枚数、角度、及び風速と回転数の関係について基礎的なデータを採取した。そこで、最も効率の良い風車を作るためのマニュアルを作成した。同風車を利用した発電についても検討している。
その地、スターリンエンジンを用いた教材の開発を行った。また、レゴを利用した簡単なロボット教材に注目し、それをロボコンコンテストに発展させるための方法等についても検討している。

  • Research Products

    (3 results)

All 2005

All Journal Article (3 results)

  • [Journal Article] 学校施設の快適性と木材利用の効果2005

    • Author(s)
      浅田茂裕, 谷口義昭
    • Journal Title

      日本木材加工技術協会誌 第60巻第11号

      Pages: 603-605

  • [Journal Article] 技術科教育での協同学習における教材の研究2005

    • Author(s)
      魚住明生
    • Journal Title

      日本教材学会誌 第16号第1号

      Pages: 163-166

  • [Journal Article] 技術教育教材の利用状況と採択上の課題-台湾台北市の中学校の技術教育実践を中心に-2005

    • Author(s)
      宮川秀俊
    • Journal Title

      日本教材学会誌 第16号第1号

      Pages: 241-246

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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