2004 Fiscal Year Annual Research Report
e-Learning援用とインターンシップ制を併用した教員養成システムの開発-今日的課題に対応した教師の力量形成のために-
Project/Area Number |
16500589
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
近藤 勲 岡山大学, 教育学部, 教授 (50033361)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 秀樹 岡山大学, 教育学部, 教授 (40032940)
古市 裕一 岡山大学, 教育学部, 教授 (80116095)
山本 力 岡山大学, 教育学部, 教授 (30127732)
黒崎 東洋郎 岡山大学, 教育学部, 助教授 (60294394)
笠井 俊信 岡山大学, 教育学部, 講師 (80335570)
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Keywords | e-Learning / インターン制 / 教員養成 / 教員研修 / 教師教育システムの開発 / LMS |
Research Abstract |
学校教育における今日的課題(a.教育の情報化/情報教育,b.不登校/LD/ADHDなどの教育相談,c.総合的な学習の時間に見られるカリキュラム開発など)に対応できる教師の力量形成のためにe-Learning援用並びにインターンシップ制を併用した教員養成・採用・研修・再教育の一貫した教師教育システムを作ることをめざす.このために教員養成大学,自治体の教員研修機関(例えば,県情報教育センター,県教育センター)並びに小・中・高等学校の3者間で実効ある連携協力体制を2年間かけてつくり,効果の検証も行なう.本年度(平成16年度)はその初年度であるが,主な遂行内容は以下の通りである. 1.大学側は代表者を含めた6名,県情報教育センターでは指導主事を含め7名,県教育センターでは指導主事を含め5名,学校現場では,県教育工学研究協議会のメンバー約300名のうち,情報教育・総合的な学習の時間のカリキユラム開発・教育臨床に関心のある現職教員10数名からなる協力体制を組織した. 2.県情報教育センター主催情報教育研修会に大学院生・学部3,4年生計24名をインターンとして派遣し,343名の現職教員である受講者を支援させ,検証のため両者にアンケート調査を実施し結果を分析した. 3.県教委との連携協力事業で実施した教員・学生シンポジウムの様子を録画し,専用のストリーミングサーバで操供した.更に多地点テレビ会議システムを用いて大学,県情報教育センターと県情報教育センター,公立学校との間で授業についての研究会を試行した. 4.LMS(Learning Management System)の一つ「CEAS」を開発者から提供してもらい,LinuxをOSとする専用サーバーに実装し,機能テストを行った.
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