2005 Fiscal Year Annual Research Report
eラーニング高等教育に対応したオープン・ソース型FDの開発とその効果に関する研究
Project/Area Number |
16500590
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Research Institution | HIROSHIMA UNIVERSITY |
Principal Investigator |
安武 公一 広島大学, 大学院・社会科学研究科, 講師 (80263664)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中島 英博 名古屋大学, 高等教育研究センター, 助手 (20345862)
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Keywords | eラーニング / Faculty Development / 高等教育 / 教材開発 / 教材共有 |
Research Abstract |
1.研究環境の整備と活用:九州大学情報基盤センターの協力によりblog環境を用意し、ネットワーク上における協調的なコンテンツ教材開発環境の可能性を探った。 2.熊本電波高専主催研究会(平成17年4月)、教育情報システム学会主催シンポジウム(同6月)、大阪大学工学研究科主催特別講演会(平成18年2月)、京都経済短期大学主催研究会(同2月)においてパネラー参加あるいは依頼講演等を行った。 3.第5回MERLOT International Conference(平成17年7月)に参加し北米におけるオープンソースタイプのコンテンツ開発・共有の在り方について知見を深め、日本からの参加者との間で意見交換を行った。 4.成果報告1:以下のカンファレンス、研究会等において本研究の成果を発表した。 [第3回日本WebCTユーザカンファレンス] デジタルコンテンツの新しい開発・再利用形態として国際的に注目を集めているMERLOTとネットワーク時代における新しい著作権の在り方であるCreative Commonsの詳細について紹介し、わが国におけるオープンソース型の教材開発形態の方向性について議論を深めた。 [第7回米国WebCTユーザカンファレンス] われわれが行っているコンテンツ開発形態について提案と紹介を行い、グローバルな観点から参加者との間で広く意見交換を行った。 [第21回日本教育工学会全国大会] 課題研究4「高等教育におけるe-Learningの展開とその評価」に採択された。 [第3回WebCT研究会] ネットワーク上における協静的学習活動について実践的研究報告と数理的分析手法の提案を行った。 5.成果報告2:本研究で得た成果の一部をエミットジャパン偏『WebCT:大学を変えるeラーニングコミュニティ』(東京電機大学出版局)にまとめ、出版した。
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Research Products
(10 results)