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2006 Fiscal Year Annual Research Report

インターネットを利用した遠隔教育-高齢者の生涯教育への利用-

Research Project

Project/Area Number 16500617
Research InstitutionHiroshima Jogakuin University

Principal Investigator

中田 美喜子  広島女学院大学, 生活科学部, 助教授 (60237302)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉田 行宏  安田女子短期大学, 秘書科, 助教授 (90240324)
城戸 光世  北九州市立大学, 外国語学部, 助教授 (10351991)
田中 里美  広島国際学院大学, 現代社会学部, 助教授 (00300129)
Keywords高齢者 / 遠隔講義 / e-ラーニング / 生涯教育
Research Abstract

高齢者のアンケートを町内会で実施した.町内会の集会において,その場で回答をしてもらえるように,集会の班長となる方々ヘアンケートの趣旨などを簡単に説明して実施した.町内会などでの実施においては,同じ町内会において協力者となってもらえる人がいなくてはなかなか実施できないのが現状である.今後の高齢者のアンケートにおいては,実施する場所・組織などについて事前に多くの打ち合わせが必要であることが示唆された.
教材については,新しく情報関係の入門教材を追加作成した.さらに,大学の単位互換においてWebとプログとe-learningを用いて開講する科目をもうけ,これらを実際に受講して単位の認定が可能であるかを検討した.その結果,毎週同じ日程でブログの更新をおこない,課題をメールで提出させる方式での講義が実施できることが示された.ただ,学生のモチベーションの違いにより,こまめにアクセスする学生とそうでない学生との差を成績に反映することがなかなか困難であった.これについては,e-learningのログなどを今後利用することで解決可能であると思われる.
高齢者の生涯教育において,インターネットを利用した遠隔教育が利用できるかについては,自宅におけるインフラ整備が先に必要である.これらの設備が整っていれば,興味のある分野の講義や情報をインターネットで見たり,体験したりすることにあまり抵抗があるとはいえない.しかし,情報機器を使わない生活に慣れているため,特に今後も必要だとは感じない高齢者が多くいることも理解できた.70-80代の高齢者において特にその傾向が高い.60代の高齢者においては,実際にパソコンをもって利用している方もおり,今後の高齢者ではコンピュータに親しんでいる人も増えてくる可能性があり,大学における生涯教育を遠隔講義で実施する可能性もないとはいえないことが示された.

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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