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2005 Fiscal Year Annual Research Report

イノベーション創出のための経営手法の研究

Research Project

Project/Area Number 16510124
Research InstitutionMusashi Institute of Technology

Principal Investigator

佃 純誠  武蔵工業大学, 工学部, 教授 (90082841)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 沼田 潤  武蔵工業大学, 環境情報学部, 教授 (60298015)
熊谷 敏  武蔵工業大学, 工学部, 助教授 (20366842)
Keywordsイノベーションエンジニアリング / ビジネスフレームワーク
Research Abstract

本研究の目的は,イノベーションを生み出す仕組みを解明し,仕組み・手順の方法手順を構築することである。本年度は,イノベーションの仕組みを解明するための、事例収集,事例の整理と蓄積,その基本となるビジネスフレームワークの検証を行った。フレームワークは、イノベーションエンジニアリングフレームワークと呼び、本研究活動で独自に考案したものである。
イノベーションエンジニアリングフレームワークは、プロジェクトリーダなどのミドルマネジメント層が、与えられた環境の中でイノベーション創成に向けた実務活動を行うための環境理解と実践的行動の枠組みであり、イノベーションプロセスの組織構造,イノベーションの実務活動に必要な6項目,そしてそれらの動的な関係の定義で構成される。本年度の研究では、イノベーション・エンジニアリングフレームワークの概念を明確にした上で、実務家へのインタビューを実施することで、その有効性と課題を明らかにした。
具体的には、日本冷凍食品検査協会顧問野口玉雄長崎大学名誉教授、および(株)前川製作所件についてインタビューを行い、その内容をフレームワークにマッピングすることで、主に、その記述性に関する有効性の検証を試みた。事例ヒヤリングを通じて、本研究でビジネスプラクティスユニットと呼んでいる組織形態を表す概念と、それを企業の実務活動に展開する際の、有用性と問題点が明らかになった。
以上の研究成果は,フレームワークの提案と事例,その教育展開に関する内容を中心に,英語論文誌1件、国際会議で2件の発表としてまとめている.今後は、より工学的な側面からフレームワークを評価し、実務応用に向けてさらなる洗練化を行うために、フレームワークによって獲得した事例の定量的なモデルの方法について検討を進めてゆく。

  • Research Products

    (3 results)

All 2005

All Journal Article (3 results)

  • [Journal Article] A Perspective for Innovation Enabling Education for Japanese Engineers2005

    • Author(s)
      Chie Sato, Satoshi Kumagai, Junsei Tsukuda, Jun Numata
    • Journal Title

      Transactions of the SDPS Vol.9, No.1

      Pages: 24

  • [Journal Article] INNOVATION IN BUSINESS PRACTICE UNIT-PRELIMINARY CASE STUDIES2005

    • Author(s)
      Chie Sato, Satoshi Kumagai, Junsei Tsukuda, Jun Numata
    • Journal Title

      IAMOT2005 CD-ROM

      Pages: 12

  • [Journal Article] Innovation Engineering Framework-Structured approach for enabling innovation in buisness practice unit2005

    • Author(s)
      Chie Sato, Satoshi Kumagai, Junsei Tsukuda, Jun Numata
    • Journal Title

      IEMC2005 CD-ROM

      Pages: 5

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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