2005 Fiscal Year Annual Research Report
地震被害調査に基づいた居住空間の被害予測の高精度化と対策効果に関する研究
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16510133
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| Research Institution | Tohoku University |
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Principal Investigator |
佐藤 健 東北大学, 大学院・工学研究科, 講師 (90290692)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
源栄 正人 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90281708)
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| Keywords | 地震 / 地震被害 / 居住空間 / 被害率関数 |
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| Research Abstract |
本研究は,2003年7月26日宮城県北部の地震被害調査に基づいた居住空間の被害予測の高精度化と対策効果を明らかにすることを目的としている。本年度は下記の項目を実施した。
1.仙台地域における想定宮城県沖地震に対する居住空間の被害予測の実施
仙台市内のモデル地区を取り上げ,昨年度の研究成果である家具の転倒率関数を建物のフロアレスポンス(床応答)に適用可能な形式に変換作業を行った。
モデル地区内の建物現況データから,想定宮城県沖地震に対する建物ごとのフロアレスポンスの評価を行った。
各建物のフロアレスポンスに被害率関数を適用し,居住空間の被害予測,およびそれによる人的被害予測を行った。
なお,想定宮城県沖地震の地震動は,1978年6月12日宮城県沖地震の再現地震動と位置付けた。
2.想定宮城県沖地震による仙台地域の強震動評価の高精度化,および居住空間のフロアレスポンスの評価
仙台市内の強震動評価の高精度化について検討を行った。なお,想定宮城県沖地震の地震動は,1978年6月12日宮城県沖地震の再現地震動と位置付けた。
また,居住空間のフロアレスポンスの評価手法について,時刻歴応答解析による場合と経験則による場合を比較検討し,採用手法の違いが評価結果に及ぼす影響を明らかにした。
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